「子ども放置禁止」条例案

埼玉県虐待禁止条例改正案について(子供を自宅内や車内に放置することを禁止した条例)が取り下げになりました。県には反対意見が1000件以上届いたと新聞には報道されていました。私自身も知ったのは新聞報道される数日前。妻から聞いたので内心ホッとしてます。

目指すところは「子供の虐待を防ぐ」というところで、考えは素晴らしいとは思います。「どうにかしたい」という考えからの案んだったと思います。ですが、実態にそぐわなかった。ちょっと無理があるというのが私の考え。小学生3年生以下の子供を自宅に放置できない(自宅に待機させられない)となると、学童など入れなかったりした場合には、これ完全にアウト。子供の学校からの帰宅に合わせて親も帰宅しておかなければならない。でも共働きの世帯が多い中で、これはかなり難しい。

ただでさえ多くの会社で時短労働が認められているのは、子供が小学校入学前までとなっています。一部大手企業で中学生まで時短労働が認められていることを聞いたことがありますが(確かトヨタなど)、この条例が成立するとかなりの人が条例違反。条例を守るために仕事を変えるか辞めなければならない。しかも、場合によっては子供だけで公園に行けない。常に親が同伴ということは難しいです。

それならば、まずは学童の充実や子供が小学生になってからの時短労働が認められなくなる状況に対して企業・社会へのアプローチ。子供が遊べる公園の確保(今はどこでもボール遊びができない)など、働く世代のための問題を一緒に改革してほしいと思います。

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