【機能性ディスペプシア・胃痛】でお困りの方へ
当院の治療方針について書きましたので、お読み下さい

機能性ディプシアについて

胃の痛み、胃もたれ、食後のお腹の張り、すぐにお腹いっぱいになる、みぞおちの痛み。この様な症状が続いている時、まずは病院に行くでしょう。そこで内視鏡検査などを受け、特に異常はないと言われたの場合に診断されるのがこの機能性ディスペプシアです。

そもそも機能性ディスペプシアとは、近年新たに確立された概念で、元々は、慢性胃炎やストレス性胃炎と診断されているものでした。最近の研究では胃に炎症があるなし関わらず、上記の様な症状が出る場合も多く日本では4人に1人がこの機能性ディスペプシアの可能性があるとも言われています。

また、胃粘膜が薄く炎症している人よりも粘膜が正常に近い人のほうが症状が強く出ており、粘膜が炎症していることが必要条件となっておりません。このつらい症状は患者さんの生活の質を大きく下げてしまいます。この機能性ディスペプシアは、食事の制限や薬の服用などが必要になり、当たり前のことができなくなってしまうのもつらい部分の1つです。

食事ができないことから、体重減少や声が出づらいなど胃の痛み以外の症状も抱えてしまうのが特徴の一つです。

機能性ディスペプシアの原因は不明。当院の考えや施術方針をこれから説明をしていきます。

胃酸を抑える薬や胃腸の働きを助ける薬もありますが、イスクラ漢方でいう健胃顆粒という漢方薬、または六君子湯をお勧めします。合わせて受けていただきたいのが鍼灸治療です。鍼灸治療は自律神経に作用し、体表の刺激から反射を利用し胃腸の働きを高めていきます。鍼灸と漢方薬の相性は良く、治療効果が高まることが望めます。

H2ブロッカーやプロトンポンプ系など胃酸の分泌を抑えるものも良いのかもしれませんが、飲まなくなるとどうでしょう?また調子が悪くなるという人が多いのではないでしょうか?鍼灸や漢方は胃腸機能を高めることに重きを置いています。なにかを抑えるのではなく、できるようにするというのが治療の基本を考えております。

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