ばね指

ばね指症例報告

ばね指とは

ばね指（弾発指）は、指の腱と腱鞘の間で炎症が起こり、指の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなる疾患です。腱鞘炎の一種で、指を曲げた後に伸ばそうとすると、ばねのようにカクンと急に伸びる特徴的な症状があります。

親指、中指、薬指に多く見られ、特に50代から増加し、女性に多い傾向があります。朝方に症状が強く現れることが多く、日中手を使い続けることで改善される傾向があります。

ばね指の特徴

ばね指の特徴は、指を曲げた状態から伸ばそうとする際に引っかかりが生じ、力を入れるとばねのように急に伸びる「弾発現象」です。手のひら側の指の付け根に痛みや腫れ、熱感が現れ、朝起きたときに指のこわばりや動かしにくさを感じることが多いです。初期は軽い痛みや違和感程度ですが、進行すると痛みやばね現象がひどくなり、最悪の場合は指が動かなくなる状態まで進行することもあります。症状は使い続けることで一時的に改善することもありますが、根本的な解決には適切な治療が必要です。

ばね指でお悩みなら当院までご相談ください。

ばね指を放置すると、症状が徐々に進行し、指の動きがさらに制限されることがあります。初期の軽い痛みや違和感を我慢し続けると、腱と腱鞘の炎症が悪化し、指が完全に動かなくなる状態に至ることもあります。
また、一度炎症が起こると治癒しにくくなり、複数の指に発症する多発性のばね指や、治療後も再発を繰り返すケースもあります。

ばね指の原因

開院以来、当院にはばね指でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ばね指の原因はひとつではないということです。

ばね指の原因として次のものが挙げられます。

ばね指は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

特に50代から増加し、女性が約66％を占めることから、ホルモンバランスの変化が大きく関与していると考えられています。また不良姿勢による肩こり、猫背が神経の通り道を邪魔し原因となることが考えられます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ばね指は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ばね指への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

効果が限定的で、根本的な改善には時間がかかります。

注射

繰り返し注射すると感染症や腱断裂などの副作用リスクが高まります。

手術療法

手術にはリスクが伴い、回復期間が必要です。

ばね指を改善するために

まずはあなたのばね指の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、カウンセリングと検査で、ばね指の原因を考え見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。
ばね指の改善には、腱と腱鞘の炎症を抑制し、血流を促進することが重要です。当院では鍼灸治療により、手指付近のツボや関節周囲にはりやお灸の刺激を施し、抗炎症作用を促します。東洋医学では、ばね指は「肝」と「腎」に深く関係しているとされ、肝血や腎気を補うことで手指の気血の流れを改善します。また、症状のある部分だけでなく全身の調整治療も行い、体全体の施術効果を目指します。

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、ばね指に対して鍼灸治療と整体を組み合わせた独自のアプローチを行っています。

鍼灸では抗炎症作用と鎮痛効果を促し、整体では手指や手首のバランスを整えます。また、生活上の注意点も指導し、早期回復と再発予防をサポートします

ばね指のQ＆A

ばね指は自然に治りますか？

初期の軽い症状であれば安静にすることで改善することもありますが、進行した場合は専門的な治療が必要です。

ばね指の人がやってはいけないことは？

無理に指を動かしたり、痛みを我慢して手を使い続けることは避けましょう。患部を酷使せず適度な休息が重要です。

ばね指の改善にどのくらい時間がかかりますか？

症状の程度により異なりますが、数週間から数ヶ月の治療が必要です。

鍼灸や整体は効果がありますか？

抗炎症作用や血流改善、鎮痛効果があり、全身の調整により根本的な改善が期待できます

ばね指と当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、整形外科や整骨院で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

ばね指は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。