
院長:後藤お気軽にご相談ください!
「寝顔を見ると、いつも同じ方向を向いている」
「写真に写った後頭部が、片側だけ平らに見える」
気になって向きを変えても、すぐに戻ってしまい、「このままで大丈夫かな?」と不安になることはありませんか?


「うつ伏せは危険」とか「片方だけ向いている」とか言われると何となく心配になりますよね。今回はそんな寝かせ方と頭の形について考えていきます。


浦和Blossomはりきゅう治療院・スポーツ整体の院長 後藤智大が、向き癖と頭の形について、自宅でできる工夫と相談の目安をお伝えします。
髪がぬれたときや、頭を上から見たときに、左右の違いに気づくことがあります。「昨日より平らになった気がする」と、何度も確認したくなるかもしれません。抱っこのたびに反り返り、支えるのが大変なこともありますよね。気になる場面はメモしておき、頭の形や首の動きとあわせて相談しましょう。
赤ちゃんの頭はやわらかく、同じ場所に長く重さがかかると、後ろ側や片側が平らになることがあります。首に動かしにくさがあり、同じ方向を向きやすい赤ちゃんもいます。これは大泉門と小泉門といって頭の骨がまだしっかりと骨化していないことが原因です。
出産時に産道を通るには骨化していない頭の骨が重要で、骨が折り重なりスライドして変形することで頭の形がコンパクトになり産道を出られるようになります。


産後3か月くらいで小泉門が閉じ、大泉門は8か月頃~1年半ぐらいで閉じてきます。大切なのは、「寝かせ方が悪かった」と自分を責めることではありません。頭の形だけでなく、左右を向けるかも確認することです。 [nh
「同じ側を向く時間が長い→同じ場所に重さがかかる→平らな部分が目立ちやすくなる」という流れが起こることがあります。
心配だからと抱っこを頑張りすぎると、保護者の負担も増えてしまいます。私の本音は、「もっと頑張ってほしい」ではなく、「続けられる方法を一緒に見つけたい」です。ずっと抱っこし続けることだけが対策ではありません。
頭を強く押したり、嫌がる首を無理に回したりするケアは避けましょう。首を動かす練習が必要かどうかは、医療機関で確認してもらいます。寝返りが上手にできていない時期や反り返りで寝返ってしまう時期、寝返りができても基に戻れない時などは、向きを固定する枕やクッションを寝床に置くと、窒息につながるおそれがあります。頭の形が気になっても、自己判断でうつぶせ寝に変えないことが大切です。
だた、目を離さないでおこなう、うつ伏せ遊びは問題ないのでうつ伏せ遊びまでダメだと思わないようにしてください。


優先したいのは、頭の形よりも眠りの**安全**です。
寝かせるときはあおむけを基本にします。一方、起きている時間は、見守りながら抱っこや遊びの姿勢に変化をつけます。「寝る姿勢を無理に変える」のではなく、「起きている時間の過ごし方を工夫する」と考えましょう。
– 声をかける側を変えます
起きているときに、普段と反対側から顔を見せ、自然に目で追うように誘います。
– 抱っこや授乳の側を交代します
無理のない範囲で左右を変え、同じ姿勢が続かないようにします。
– 見守りながら、うつぶせ遊びをします
起きていて機嫌のよいときに、短い時間から始めます。必ず大人がそばで見守り、眠ったらあおむけに寝かせます。
※詳しくは「赤ちゃんの頭の形・向き癖」のページもご覧ください。
腰痛を感じている方は、「赤ちゃんのためだから」と無理を重ねないでください。抱っこや遊びの見守りを家族で分担し、腰がつらくなる前に交代できる段取りを考えましょう。また、移動後もチャイルドシートなどで長時間過ごさせず、姿勢を変える機会を作りましょう。
完璧なケアより、親子ともに続けられる工夫を目指しましょう。


まずは小児科で、頭の形と首の動き・首すわりを確認してもらいましょう。相談時には、次の3点を伝えると整理しやすくなります。
– いつから頭の形が気になっているか
– どちらを向くことが多いか
– 反り返りなど、困っている場面はあるか
家庭で続けてよいケアと、次に確認する時期も聞いておくと安心です。首の動かしにくさがあれば、必要な支援について相談できます。
| 頭の左右差や平らな部分が気になる | 月齢だけで様子見を決めず、小児科に相談します。 |
| 同じ方向ばかり向く | 首の動かしにくさがないか確認してもらいます。 |
| 首がいつも片側に傾いている | 自己流で伸ばさず、早めに医療機関へ相談します。 |
| 工夫しても不安が続く | ケア方法や経過を再確認し、必要に応じて専門外来への紹介を相談します。 |「この程度で相談してよいですか」と遠慮する必要はありません。頭の形への心配や首の動かしにくさは、相談する理由になります。
## 10.無理なく成長のレールに乗せましょう
「成長のレールに乗せる」とは、頭の形を無理に変えることではありません。必要な診察につながり、その子に合った生活の工夫を積み重ねることです。
当院では、医療機関での確認を大切にしながら、育児中の困りごとや保護者の腰の負担も一緒に整理していきます。来院時には、赤ちゃんへの心配も、ご自身のつらさもお聞かせください。

