勉強会に行ってきました②

こんにちは。後藤です

「勉強会に行ってきました」ということですが、またまたzoom開催の勉強会です。世の中便利になりました。どうしても参加ができない時は、アーカイブ配信というものがあり、後から見ることもできます。でも一番は実際に参加して話を聞くことがいいですね。

ということで股関節について学んできました。

どのスポーツの世界でも股関節の可動性は重要です。
可動性は肩関節に続く大きな動きを確保し捻りの動作も入る球関節です。

関節に着く筋肉はたくさんあり特に大きな筋肉が腸腰筋。股関節を大きく包む筋肉として大臀筋があります。

この股関節を考える時に関節を包む靭帯の動きを考えてみていく必要があります。

通常、股関節は
屈曲(股関節を曲げること)
伸展(股関節を伸ばすこと)
内旋(股関節を内側に捻ること)
外旋(股関節を外側に捻ること)
といった動きをとります。

この時に関節を取り巻く靭帯は緩んだり緊張したりしています。
そのため内旋時に股関節の前についている靭帯関節包(腸骨大腿靭帯・恥骨大腿靭帯)は緩み、外旋時には緊張します。

この動きを見て関節包の緊張などを見ていきます。

例えば、バレエでのグランデアラベスクは股関節の伸展と外旋が合わさった動きです。外旋伸展時に、股関節の前靭帯が緊張が強い場合にはこの動きがしづらくなります(腰椎の前弯、骨盤の前傾も関係します)
バレエのアン・ドゥオールは股関節の大きな外旋を要求されるのでこれも股関節の前についていく関節包と靭帯が緩みます。

内旋角度が45°以下だとこの靭帯の緊張・関節包ではなく股関節後面の靭帯や関節包の緊張、腸腰筋の拘縮が考えられます。

腸腰筋の緊張、短縮もありますのでストレッチやコンプレッションマッサージというものが必要になってきます。

変形性股関節症の方は股関節の拘縮が進んでいることもあり手術と保存療法と悩むところですが、変形のレベルが4段階のうちの3と4については手術の適応となっています。なので、その段階で手術をなんとか先延ばしにしたい、保存療法で行きたいとなると股関節周りの筋肉強化、ストレッチ、体幹部の筋肉強化が必要になります。

講義の中では、股関節の筋肉へのアプローチ方法の説明もあり興味深かったですね。また続きの講習もあるようなので参加してきます。

みなさんに少しでも何か還元できるように取り組んできます。

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