指の痛み

指の痛み症例報告

指の痛みとは

指の痛みとは、手指の関節や周辺組織に生じる痛み、腫れ、こわばり、変形などの症状の総称です。骨や軟骨の変性、腱や靭帯の炎症、神経の圧迫、免疫系の異常など様々な原因により発症し、日常生活動作に大きな支障をきたします。

急性の外傷による一時的な痛みから、関節症やリウマチによる慢性的な症状まで幅広い病態を含みます。

指の痛みの特徴

正確な統計は限られていますが、ヘバーデン結節は40歳以上の女性の約10-15％に見られ、特に更年期前後の女性に多く発症するとされています。関節リウマチは全人口の約1％（約100万人）が罹患し、その約8割が女性です。手根管症候群も40-60代女性に多く、指の痛みを訴える患者全体では相当数に上ると推定されます。

指の痛みでお悩みなら当院までご相談ください。

軽度の指の痛みを放置すると関節の変形が進行し、日常生活動作がより困難になります。ヘバーデン結節では関節の変形が進み、握力の低下や細かい作業能力の著しい低下を招きます。

関節リウマチでは全身の関節破壊が進行し、最終的には寝たきり状態になるリスクもあります。また、痛みによる活動量の低下で筋力低下や心理的ストレスも増加します。

指の痛みの原因

開院以来、当院には指の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、指の痛みの原因はひとつではないということです。

指の痛みの原因として次のものが挙げられます。

指の痛みは複数の要因が複雑に組み合わさって引き起こされる症状です。

これらの原因が引き金となり、指の関節や周辺組織に炎症や変性が生じ、痛みや機能障害が現れます。年齢、性別、職業、ホルモンバランスなど個々の背景により症状の現れ方も様々で、同じ疾患でも症状の部位や進行度が大きく異なることがあります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。指の痛みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

指の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法・関節内注射

対症療法が中心で根本的な関節機能の回復は困難で、長期使用による副作用のリスクがあります。一時的な効果にとどまることが多く、繰り返し施術が必要で感染や軟骨損傷のリスクもあります。

免疫抑制剤は感染症のリスクが高まり、定期的な血液検査による監視が必要になります。

理学療法・装具療法

効果に個人差があり、継続的な通院が必要で、進行した関節破壊には限界があります。根本的な治療にはならず、長期使用により筋力低下や関節拘縮を引き起こす可能性があります。

手術療法は侵襲性が高く術後の機能回復に時間がかかり、完全な機能回復が保証されません。また、関節の自然な動きや感覚の回復には限界があります。

指の痛みを改善するために

まずはあなたの指の痛みの状態と原因を明らかにします。現在の関節の状況や痛みの原因、全身の状態を正確に把握しなければ、適切な対応を進めることができないからです。

当院は、カウンセリングと検査で、指の痛みの原因を考え見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

指の痛みと大きく関わっている箇所を詳細に分析します。指関節の状態や周辺筋肉の緊張度、血液循環の状況、神経の状態まで総合的にチェックしたうえで痛みの軽減と機能改善を目指します。

ステロイド注射を繰り返している方、手術を勧められたが避けたい方も諦めずにご相談ください。

当院で指の痛みが改善する理由

指の痛みの改善には現在の関節の状態と血液循環を正確に把握することが最も重要です。指周辺の血流改善と筋肉の緊張緩和が最も重要であり、その理由は指の痛みの多くが血行不良と炎症から生じているからです。だからこそ、症状の変化や身体の反応を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。指の痛みは手指の専門家である鍼灸師にお任せください

指の痛みのQ＆A

指の痛みは自然に治りますか？

軽度の腱鞘炎などは安静により改善することもありますが、関節症や関節リウマチが原因の場合は適切な治療が必要です。早期発見と治療開始が重要です。

指の痛みの人がやってはいけないことは？

過度な手指の使用、重いものを無理に握る、冷やしすぎること、痛みを我慢して無理をすることは避けてください。適度な安静と保温が重要です。

変形を止める方法はありますか？

完全に止めることは困難ですが、適切な治療により進行を大幅に遅らせることは可能です。早期治療、適度な運動、関節保護が重要です。

どのくらいの期間で悪化しますか？

個人差が大きく、適切な管理により数年から十数年かけてゆっくり進行させることも可能です。放置すると数ヶ月から数年で急激に悪化することもあります。

遺伝しますか？

ヘバーデン結節や関節リウマチには遺伝的要因が関与しますが、必ず発症するわけではありません。家族歴がある場合は早期発見のための定期検査が重要です。

手術は必要ですか？

多くの場合は保存的治療で症状をコントロールできます。ひどい腱鞘炎の場合には手術を必要とすることもありますので、そうならないためにも早めに治療していくことが大切です。

指の痛みと当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、整形外科やリウマチ科で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

指の痛みは早めに対処すればするほど、改善の可能性が高くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

安心して受けられます