突発性難聴

突発性難聴症例報告

突発性難聴とは

突発性難聴とは、首の付け根突発性難聴とは、はっきりとした原因が特定できないまま、ある日突然に起こる聴力低下のことです。多くの場合、片方の耳に発症し、数時間から数日という短期間で急激に聞こえが悪くなります。耳鳴りやめまい、耳の詰まった感覚を同時に感じることが多く、治療開始のタイミングが聴力回復に大きく影響する疾患です。

内耳の血液循環の問題やウイルス感染、免疫システムの異常などが関係していると推測されていますが、完全な原因解明には至っていません。

突発性難聴の特徴

厚生労働省が実施した全国疫学調査によると、突発性難聴の年間発症者数は約35,000人で、人口10万人あたり約275人の発症率となっています。過去の調査と比較すると、1987年の16,700人から2001年の35,000人へと患者数は継続的に増加しており、現在では年間約4万人以上が新たに突発性難聴を発症していると推定されています。従来は40-60歳代の中高年層に多く見られていましたが、近年では10-20代の若年層での発症も増加傾向にあり、ストレス社会の影響も指摘されています。

突発性難聴でお悩みなら当院までご相談ください。

突発性難聴は発症から48時間以内の治療開始が極めて重要とされており、放置すると聴力の自然回復は期待できません。治療が遅れるほど完全な聴力回復の可能性は著しく低下し、永続的な難聴が残る危険性が高まります。

また、耳鳴りやめまいなどの随伴症状が慢性化し、日常生活の質が大幅に悪化します。重篤な場合には完全な聴力喪失に至ることもあり、補聴器や人工内耳による聴覚補助が必要になる可能性があります。さらに、聞こえの問題によるコミュニケーション障害から社会的な孤立感や精神的な負担を抱えるリスクも高まります。

突発性難聴の原因

開院以来、当院には突発性難聴でお困りの方が来院されています。

突発性難聴の原因として次のものが挙げられます。

突発性難聴は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

病院とはここが違います

突発性難聴への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド療法

副作用として血糖値や血圧の上昇、感染症リスクの増加があり、糖尿病や高血圧の患者では慎重な管理が必要です。長期使用により骨粗鬆症や胃潰瘍のリスクも高まります。

高気圧酸素療法

治療費が高額で、閉所恐怖症の患者には適用が困難です。また、気圧変化により耳の痛みや不快感を感じることがあります。

鼓室内ステロイド注入

繰り返しの注射により感染症のリスクが高まり、最悪の場合さらなる聴力悪化を招く可能性があります。

血管拡張薬治療

効果に個人差が大きく、めまいや頭痛などの副作用が現れることがあります。根本的な治療効果は限定的とされています。

突発性難聴を改善するために

まずは治療を開始することお勧めします。突発性難聴は発症から48時間以内の治療開始が極めて重要とされており、放置すると聴力の自然回復は期待できないからです。

当院は、カウンセリングと検査をしてから治療を開始します。ただ施術をすることはありません。

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

突発性難聴と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。姿勢から始まり、首のカーブの形状、首全体の可動域検査、背骨、腰、骨盤、股関節とをチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整形外科や整骨院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は自然に治りますか？

軽度の場合は自然回復することもありますが、多くは適切な治療が必要です。発症から48時間以内の早期治療開始が回復の重要な鍵となります。

突発性難聴の人がやってはいけないことは？

大音量での音楽鑑賞、激しい運動、過度の飲酒や喫煙は避けてください。また、強い耳掃除や鼻を強くかむことも控えることが大切です。

突発性難聴は再発する可能性がありますか？

同じ耳での再発は稀ですが、反対側の耳に発症する可能性があります。ストレス管理や規則正しい生活習慣の維持が予防に重要です。

治療期間はどのくらい必要ですか？

一般的には2-3ヶ月程度で治療効果を判定しますが、個人差があります。早期治療を開始するほど回復の可能性が高くなります。

両耳同時に発症することはありますか？

両耳同時の発症は極めて稀で、多くは片側性です。両耳性の場合は他の疾患の可能性も考慮して精密検査が必要になります

初期症状を見逃さないためのポイントは？

急激な聴力低下、持続する耳鳴り、耳の閉塞感が主な症状です。めまいや吐き気を伴うこともあるため、これらの症状に注意が必要です。

突発性難聴と当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、整形外科や整骨院で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

突発性難聴は早めに対処すればするほど、改善までの可能性も期間も早くなります。早期治療により約3分の1の患者で完全回復が期待できます。部分的回復を含めると約6割の患者で何らかの改善が見られます。
一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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