
院長:後藤お気軽にご相談ください!


「妊活を始めてもうすぐ1年、なかなか結果が出なくて焦っている」「クリニックには通い始めたけど、自分でも何かできることをしたい」——そんなふうに感じていませんか?毎月の治療スケジュールに追われながら、体のことをもっと根本から整えたいと思っているけど、どこに行ったらいいのか悩んでいませんか?
不妊治療に鍼灸を取り入れることで、体の内側から妊娠しやすい環境を整えていくアプローチが注目されています。今回は不妊治療と鍼灸についてお話をしたいと思います。


妊活中の方からのご相談は年々増えています。クリニックでの治療と並行しながら「体の土台をつくること」に力を入れることで、心身ともに安定した状態で治療に臨めるようになります。妊活は一人で抱え込まず、まずはお気軽に話しかけてください。鍼灸での体の変化を楽しんでみてください。
タイミング法から人工授精、そして体外受精へと治療のステップが進むにつれて、心も体も少しずつ疲弊していく感覚、ありませんか。検査の数値は問題なし、でも妊娠しない——そういうケースは実はとても多くあります。
西洋医学的な検査では「異常なし」と判断されても、東洋医学の視点では「体のバランスが崩れた状態」が見えてくることがあります。冷え、血流の滞り、自律神経の乱れ、慢性的な疲労の蓄積——こうした「数値に出にくい体の状態」が、妊娠しやすさに影響を与えていることがあるのです。
鍼灸治療は、細い針やお灸の温熱刺激を体のツボに働きかける東洋医学の治療法です。妊活における鍼灸の役割は、ひとことで言うと「妊娠しやすい体の土台をつくること」です。
具体的には、骨盤内の血流を改善して子宮や卵巣まわりに栄養と酸素を届けやすくすること、乱れた自律神経を整えてホルモン分泌のリズムをサポートすること、そして治療中に蓄積したストレスや緊張をゆるめることが期待できます。これらは直接的な妊娠を保証するものではありませんが、クリニックの治療効果が発揮されやすい体の環境を整える補完的なアプローチとして、多くの方が取り入れています。
体外受精で胚移植を繰り返しても着床しにくいケースでは、子宮内膜の血流状態が影響していることがあります。鍼灸によって骨盤内の循環が改善されると、内膜に十分な血液が届き、着床しやすい環境が整いやすくなる傾向があります。採卵前から継続的に通院することで、卵胞の発育をサポートできる可能性もあることが考えられます。
仕事を調整しながら毎月通院し、結果を待つ——不妊治療中の精神的なプレッシャーは想像以上に大きなものです。ストレスが慢性化すると交感神経が優位になりやすく、ホルモン分泌のリズムが乱れることがあります。鍼灸の施術によって副交感神経が優位になると、体が「リラックスモード」に入り、ホルモンバランスが安定しやすくなることがあります。
「クリニックに通いながら鍼灸も受けていいの?」という質問は、初診の方からよくいただきます。多くの場合、病院での不妊治療と鍼灸の併用は問題なく行えることがほとんどです。ただし、いくつか気をつけていただきたいポイントがあります。
まず、担当医に鍼灸を受けていることを必ず伝えてください。採卵や移植のスケジュールを鍼灸師とも共有しておくと、それに合わせた施術プランを組んでもらうことができます。また、胚移植直後などデリケートな時期は、刺激の強い施術を避けるなどの配慮が必要な場合があります。当院ではクリニックのスケジュールに沿った施術プランをご提案していますので、遠慮なくご相談ください。
妊活中に鍼灸を始めるタイミングに迷う方も多いです。以下のような状態が当てはまる場合は、早めに取り入れることをおすすめします。まずは自分の体に優しく、いたわってあげるために鍼灸を受けてみてください。
| 状態・タイミング | 内容 |
|---|---|
| 冷えや疲労が続いている | 手足・お腹の冷え、慢性疲労は体質改善のサインです |
| 採卵・移植の1〜3ヶ月前 | 卵胞の育ちや内膜の状態を整えるのに十分な期間です |
| 生理痛・生理不順がある | ホルモンバランスや子宮の状態に影響することがあります |
| ストレスで眠れない日が続く | 自律神経の乱れが妊娠しやすさに影響することがあります |
| 原因不明の不妊と言われた | 東洋医学的な体質チェックが役立つ場合があります |
院長の後藤は、過去に背中の痛みで来院された方を問診の中で狭心症の疑いと判断し、すぐに医療機関に繋いだ経験を持っています。その経験から、「見た目や訴えだけで判断しない」「必ず検査でしっかり原因を特定してから施術に入る」という姿勢を一貫して大切にしています。
不妊に悩む方の体も、同じように丁寧に診ていきます。血圧測定をはじめ、脈診・触診・姿勢確認・動作確認・徒手検査という5種類の独自検査を通じて、今の体の状態を可視化します。「どこに問題があるか」を特定したうえで施術に入るため、むやみな治療で時間を無駄にしません。妊活中の大切な体だからこそ、病の状態でなくても体の変化を見つけて治療していくことを心掛けています。
大学病院での研修を経て、整形外科・内科・鍼灸整骨院と多彩な現場で経験を積んだ院長が、問診・検査・施術の全てを一貫して担当します。複数のスタッフが入れ替わる院とは異なり、毎回同じ目で体の変化を追い続けられることが、当院の大きな強みのひとつです。
鍼灸院に来るまでの間にも、日常生活の中でできることはたくさんあります。特に意識してほしいことを3つお伝えします。
当院の不妊症に対する考え方や施術内容については、症状別のページでも詳しくご紹介しています。ぜひあわせてお読みください。
妊活は、情報が多すぎるからこそ「何が正解かわからない」という状態になりやすいです。クリニックには言いにくいこと、パートナーに話しにくいこと、そういうことも含めて気軽に話せる場所でありたいと思っています。「まだ鍼灸を試したことがない」という方こそ、まず一度ご相談ください。あなたのペースで、体の土台から整えていきましょう。

