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顔面神経麻痺で来院された女性(20代/講師)の改善事例をご紹介します。
202X年X月20日に肩こりを感じ翌日、202X年X月21日に顔面部の麻痺を感じ耳鼻科を受診。聴力検査から顔面神経麻痺と診断され、当日よりステロイド系の薬、胃薬、ビタミン剤、血流改善薬の服用を開始した。
味覚異常(+)、口から水がこぼれる(+)、聴覚の異常(+)※ボワーとこもる感じ。顔面神経麻痺評価法の柳原法で20/40点。
ダンスレッスン等で忙しく、発症前の週には風邪を引いていた。疲れも少しあったかもしれないとのこと。
発症後、すぐに鍼灸院を検索して当院を見つけ来院。
初回検査結果は以下の通り
検査結果と医師の診断内容と服薬からベル麻痺と判断し治療開始となる。
顔面部の筋肉のこわばり以外に、全身症状(肩こりや疲労感)の改善目的に全身に鍼。手足のツボを使い遠隔からの治療もおこなった。
肩こり・疲労感といった全身症状の改善と顔面部の筋肉では、ツボを使用(下関・聴宮・四白・攅竹・頬車・迎香・地倉・陽白・頭維・大迎・巨髎)
初回から6回目まで週2回ペース。その後週1回ペースで治療。
スタート時、柳原法のスコアは20/40点であった。
2回目スコア20/40点
6回目スコア28/40点 パルス治療を開始
それまでしゃべると頬が痛くなることが多かったが、口元が動かしやすくなった。
8回目スコア32/40点
9回目スコア36/40点
顔面神経麻痺の完治基準としてスコアの点数が36~38点であるが、口を開けるときに右目の違和感が気になり始める。(共同運動)
14回目スコア40/40点 完治とした
※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません
顔面神経麻痺の治療で伺いました。
不安でいっぱいだったのですが、丁寧に問診してくださり、治療していただけました。
耳鼻科で診断された内容以上に細かく説明してくださりました。次回の予定もこちらに合わせてくださり、大変助かります。これからも通わせていただきます。
初期の段階から計画的に通い続けて頂いたことが良い結果に繋がったのかと思います。20代の発症ということもあり不安が大きかったのですが、根気よくセルフケアもおこなって下さいました。
顔面神経麻痺は、鍼灸治療に関しては賛否ありますが当院では、筋肉の萎縮やつっぱりなどの違和感、日常でのQOL向上に鍼灸治療の必要性があると考えています。
顔面神経麻痺について解説しているこちらのページもお読みください。
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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
2回目以降は6,100円(税込)~(高校生以下は4400円(税込)~)
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。