過呼吸

過呼吸症例報告

過呼吸とは

過呼吸（過換気症候群）とは、不安や緊張などの精神的ストレスが原因で息を何回も激しく吸ったり吐いたりする状態になることで生じる様々な症状をいいます。過度な呼吸により血液中の二酸化炭素濃度が低下し、血液がアルカリ性に傾くことで手足のしびれ、めまい、動悸などの症状が現れます。

生命に危険はありませんが、日常生活に大きな支障をきたします。

過呼吸の特徴

正確な統計データは限られていますが、過換気症候群は若者、特に女性に多く見られ、男性の約2倍の発症率とされています。救急外来を受診する患者の中でも過呼吸による搬送は決して珍しくなく、現代社会のストレス増加に伴い患者数は増加傾向にあると考えられます。10代後半から30代前半の女性に特に多く見られる傾向があります。

過呼吸でお悩みなら当院までご相談ください。

過呼吸発作への恐怖から外出を控える「予期不安」が強くなり、日常生活が制限されます。症状が慢性化すると社会生活に支障をきたし、うつ病や不安障害などの精神疾患を併発するリスクが高まります。

また、パニック障害に発展する可能性もあり、仕事や人間関係にも深刻な影響を与えることがあります。

過呼吸の原因

開院以来、当院には過呼吸様の自律神経症状でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、過呼吸の原因はひとつではないということです。

過呼吸の原因として次のものが挙げられます。

過呼吸は複数の要因が複雑に組み合わさって引き起こされる症状です。

これらの原因が引き金となり、呼吸中枢が過剰に刺激され、過度な換気状態が生じます。一度発作を経験すると「また起きるのではないか」という予期不安が新たなストレスとなり、悪循環を形成することが多くあります。個々の性格や生活環境により症状の現れ方も様々です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。過呼吸は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

過呼吸への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法・心理療法

根本的な解決にはならず依存性のリスクがあり、薬をやめると症状が再発しやすい特徴があります。効果が出るまでに時間がかかり、治療者との相性により効果に差が出ることがあります。

心理療法は個人の認知パターンの変容に時間がかかり、発作への恐怖心の軽減には限界があることもあります。

呼吸法指導・生活指導

発作時には実践が困難で、継続的な練習が必要ですが指導が不十分な場合が多くあります。具体的な実践方法の指導が不足しがちで、環境要因の改善には限界があります。

紙袋再呼吸法は一時的な対処法にすぎず、根本的な予防にはならず、不適切な使用により症状が悪化する場合もあります。また、自律神経の根本的な調整には限界があります。

過呼吸を改善するために

まずはあなたの過呼吸の状態と原因を明らかにします。現在の自律神経のバランスや不安の度合いを正確に把握しなければ、適切な対応を進めることができないからです。

当院は、カウンセリングと検査で、過呼吸の原因を考え見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

過呼吸と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。自律神経の状態や呼吸筋の緊張度、血液循環の状況、精神的な緊張状態まで総合的にチェックしたうえで発作の予防と症状改善を目指します。

抗不安薬を処方された方、心理療法で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院で過呼吸が改善する理由

過呼吸の改善には現在の自律神経の状態と呼吸パターンを正確に把握することが最も重要です。副交感神経の働きを高め、正常な呼吸リズムの回復が最も重要であり、その理由は過呼吸の根本原因が自律神経の乱れと自分が感じていない緊張感にあることが多いからです。だからこそ、症状の変化や身体の反応を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。過呼吸は自律神経の専門治療家である鍼灸師にお任せください

過呼吸のQ＆A

過呼吸は完全に治りますか？

適切な治療により多くの場合改善が可能です。ストレス管理と正しい対処法を身につけることで発作の頻度を大幅に減らし、日常生活に支障のない状態まで回復できます。

過呼吸の人がやってはいけないことは？

カフェインの過剰摂取、激しい運動の直後の安静、過度なストレス環境への曝露は避けてください。また、発作への過度な心配や回避行動は症状を悪化させます。

発作が起きそうな時の対処法は？

まず落ち着いて座り、ゆっくりとした腹式呼吸を心がけてください。「大丈夫、これは一時的なもの」と自分に言い聞かせ、周囲の環境を安全に整えることが重要です。

薬を使わない治療法はありますか？

鍼灸治療、呼吸法訓練、リラクゼーション技法、認知行動療法、運動療法など薬物を使わない治療法があります。体質に応じた最適な方法を選択することが大切です。

どのくらいの期間で改善しますか？

個人差がありますが、適切な治療により数週間から数ヶ月で発作の頻度や強度は改善します。完全な回復には半年から1年程度かかることもあります。

再発を防ぐ方法はありますか？

規則正しい生活習慣、適度な運動、ストレス管理技術の習得、十分な睡眠が重要です。また、早期の兆候を見逃さず適切に対処することが効果的です。

過呼吸と当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、心療内科や精神科で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

過呼吸は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

安心して受けられます