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この記事は2024年に書いた記事です。少し内容を加えて再投稿しています
外反母趾とは、足の親指の付け根の関節が第二趾のほうに「くの字」に変形したものをいいます。
親指の付け根の関節は通常、外側の第二趾のほうに沿ってやや曲がっていますが、この角度が15度以上から外反母趾となります。
親指の付け根の関節が足の内側に大きく突き出るので、靴に当たって炎症を生じたり、潰瘍を形成したりすることもあります。突出部の腫れや発赤により、歩行時に痛みを感じ、悪化すると歩行に支障をきたすようになります。
痛みを感じ始めるようになると、自然と歩くことを避けるので、足の筋力が低下が衰えていき、放っておくと、扁平足や開帳足も併発、さらに外反母趾を悪化させるという負のスパイラルが生じます。
重症になってくると、親指の付け根の関節が脱臼することもあり、手術が必要になることもあります。
中年以降の女性に多く発症しますが、ハイヒールをよく履く20~30代女性にも多くみられます。といっても今の時代にハイヒールを履いている人は少ないですね。
どちらかというと「ぺったんこの靴」を履く人にも多いです。
ぺったんこの靴を履くと長く歩くと疲れてきます。これは足のアーチに負担がかかるからです。アーチが支えられなくなりアーチが低下してきます。
繰り返しアーチの低下が起きてくると親指の付け根から捻じれが始まり、外反母趾に繋がります。
外反母趾を防ぐには、靴選びからスタートします。
しっかり紐で結べるタイプの靴を選び紐をしっかり結ぶ。そして普段から足の指を動かしたりお風呂でマッサージしたり、外反母趾用のストレッチ器具が100円ショップなどで売っていますからそれをつけて「グー・チョキ・パー」など運動もいいです。
特に足の指を広げる体操をすることをお勧めします。
痛みがあるときには関節の炎症が起きていますから熱を持つ場合はアイシングをしましょう。負担をかけないようにするためにインソールやテーピングをすることもお勧めします。
テーピングについてはこちらで後日、載せておきます↓