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歩くと脚の外側が痛くなる原因は?

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「少し歩くと脚の外側がじわじわ痛くなって、休むとまた歩けるようになる」。そんな経験が最近増えていませんか。

最初はちょっとした疲れだろうと思っていても、繰り返すうちに歩ける距離がだんだん短くなってきた…という方は少なくありません。この症状は、原因をきちんと把握することでしっかりと対処できます。今回は間欠性跛行をはじめとした、脚の外側の痛みが起こるメカニズムを複合的にお伝えします。

整形外科での臨床経験を持つ鍼灸師として、「脚の外側が痛い」という訴えを持つ方を数多く診てきました。原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なり合っていることがほとんどです。ぜひ最後まで読んでみてください。

院長:後藤

院長後藤です。「歩いていると脚の外側が痛くなる」というお悩みは、日常生活の質に直結するつらい症状です。原因が血管なのか神経なのか、あるいは筋肉や姿勢なのかによって対処法が大きく変わります。思い当たることがあれば、ひとりで抱え込まずにいつでもご相談ください

目次

歩くと脚の外側が痛くなる、その正体とは

「歩くと痛くなる」という症状は、一見シンプルに見えますが、その背景には複数のメカニズムが絡んでいます。大きく分けると、血流が不足して起こるケースと、神経が圧迫されて起こるケース、そして筋肉や筋膜が関与するケースの3つがあります。それぞれが単独ではなく、複合的に重なって症状を引き起こしていることが多いのが特徴です。

特にデスクワークが長い方や、運動不足が気になっている方は、自分では気づかないうちにこれらのリスクを積み重ねている可能性があります。「まだそこまでひどくないから」と放置せず、早めに原因を知っておくことが大切です。

原因① 血流の低下による間欠性跛行

歩いているうちに脚が痛くなり、少し休むとまた歩けるようになる。この典型的なパターンは、間欠性跛行と呼ばれる状態です。歩行によって筋肉が活動量を増やすと、それに見合った血流が必要になります。しかし血管が狭くなっていると、必要な酸素と栄養が届かず、筋肉が悲鳴を上げるのです。

血管が狭くなる主な原因として、動脈硬化・高血圧・糖尿病・喫煙・運動不足・肥満などが挙げられます。40代以降で生活習慣病がある方は特に注意が必要です。「脚がだるくなる」「冷たく感じる」「皮膚の色が変わる」といった症状も同時に現れる場合は、血管性の間欠性跛行を疑う必要があります。

血管性と神経性では症状の現れ方が異なり、治療の方向性も大きく違います。自己判断せず、専門家による検査を受けることが最初のステップです。

原因② 脊柱管狭窄症による神経性の痛み

もうひとつのよく見られる原因が、腰部脊柱管狭窄症による神経の圧迫です。背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなることで、脚へ伸びる神経が圧迫されます。歩くと脚の外側や裏側にしびれや痛みが出て、前かがみになったり腰掛けたりすると楽になる、という特徴があります。

血管性との大きな違いは、前かがみの姿勢で症状が和らぐかどうかという点です。スーパーのカートを押しながら歩くと楽、上り坂より下り坂がつらい、という方は神経性の間欠性跛行が疑われます。加齢だけでなく、長年の姿勢の乱れや骨盤のゆがみが背景にあることも多いです。

デスクワーカーに多いパターン

長時間の座り仕事では、腰椎への持続的な圧力と股関節の柔軟性低下が同時に進行します。椅子に深く腰掛けて骨盤を立てることができなくなると、腰椎のカーブが失われ、脊柱管への負担が蓄積されます。在宅勤務で運動量が減った方にとって、このリスクは特に見過ごせません。

原因③ 腸脛靭帯・外側の筋膜の緊張

血管や神経とは別に、脚の外側を走る腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)や外側の筋膜が過度に緊張して痛みを起こすケースもあります。太ももの外側から膝の外側にかけての張りや痛みが特徴で、歩行や階段の昇り降りで症状が強くなることが多いです。

この場合、股関節の可動域制限や骨盤のゆがみ、大腿筋膜張筋の過緊張が根本にあることが多く、姿勢の乱れとも深く関係しています。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方は、股関節周辺の筋肉が硬くなりやすく、腸脛靭帯への負担が積み重なりやすい状態になっています。

原因④ 大腿神経への圧迫と骨盤のゆがみ

腰椎や骨盤の位置が乱れることで、大腿神経が圧迫されるケースもあります。太ももの前面や外側に電気が走るような痛みやしびれが出る場合、大腿神経への影響が考えられます。立ち上がりや歩き始めに痛みが強い方、膝を伸ばす力が入りにくいと感じる方は、神経への圧迫が起きている可能性があります。

骨盤の前傾・後傾・左右のゆがみはすべて、神経の走行経路に影響を与えます。整形外科的な検査だけでなく、骨盤の状態や股関節の可動域を細かく評価することが、正確な原因の特定につながります。

複数の原因が重なっていることがほとんど

血流の低下と神経の圧迫が同時に起きていたり、骨盤のゆがみが腸脛靭帯の緊張と神経圧迫を同時に引き起こしていたりと、複数の要因が絡み合っていることがほとんどです。ただ、下肢の動脈性硬化症などでは、歩いていると下肢が冷たくなるなどの症状があります。この場合には内科的な治療を必要とする場合があります。

原因をひとつに決めつけて対処しても改善しないのはそのためです。当院では問診・姿勢分析・神経学的検査・血流の状態・筋力バランスなど、5種類の独自検査を組み合わせて、あなたの脚の痛みの本当の原因を特定します。

日常生活でできるセルフケアのポイント

専門家への相談と並行して、日常生活で取り入れられる対処法もお伝えします。今日からすぐにできることばかりです。

長時間の同一姿勢を避ける

デスクワーク中は1時間に1回を目安に立ち上がり、軽くその場で足踏みをしたり腰を後ろに反らしたりして、血流と神経の通り道を整えましょう。同じ姿勢を続けることで、血管・神経・筋膜のすべてに同時に悪影響が出ます。

股関節と太もも外側のストレッチ

横向きに寝て上側の足を後ろに引き、膝を曲げたまま足首を手でつかんで太ももの前側を30秒伸ばします。これを左右行うことで腸脛靭帯と大腿筋膜張筋の緊張を和らげることができます。さらに仰向けで片膝を胸に引き寄せるストレッチは、股関節の柔軟性を保つために有効です。毎日続けることが大切です。

ウォーキングは「痛みが出る手前」でやめる

間欠性跛行がある方にとって、ウォーキングは症状を悪化させる可能性と改善を促す可能性の両方があります。痛みが出始めたら必ず立ち止まり、無理に歩き続けないことが原則です。痛みが出る手前の距離を繰り返すことで、徐々に歩行能力の維持につながります。

鍼灸・整体で脚の外側の痛みを根本から整える

鍼灸は、筋肉・神経・血流という、脚の外側の痛みに関わるすべての要素に同時にアプローチできる治療法です。鍼刺激による局所の血流促進は、椎間板や神経周囲の組織の回復を助け、過緊張した筋肉・筋膜を緩める効果もあります。自律神経への働きかけによって血管の緊張が和らぎ、末梢への血流が改善するケースも多く見られます。

整体では骨盤のアライメントと腰椎のカーブを整え、神経や血管への圧迫を取り除いていきます。脚の外側の痛みの多くは、腰椎・骨盤・股関節の連鎖した問題から起きているため、腰から下全体を一体として評価することが重要です。鍼灸で組織を整え、整体で骨格を調整し、セルフストレッチで良い状態を維持する。この3つの組み合わせが、再発しない体をつくります。

「歩くたびに脚が痛くなる」という状態を当たり前と思わないでください。適切なアプローチで、多くの方が日常生活を取り戻しています。ひとりで悩まず、気になることがあればどんな小さなことでもいつでもご相談ください。一緒に原因を探して、あなたの脚の痛みに向き合っていきましょう。


院長:後藤

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