シェーグレン症候群

シェーグレン症候群症例報告

シェーグレン症候群とは

シェーグレン症候群とは、自己免疫疾患の一つで、主に涙腺や唾液腺が免疫システムによって攻撃されることで、目や口の乾燥症状が現れる病気です。免疫システムが本来守るべき自分の体の組織を誤って攻撃してしまうことで発症します。主な症状は目と口の乾燥ですが、全身の様々な臓器にも影響を及ぼすことがあり、慢性的な疲労感、関節痛、皮膚の乾燥、消化器症状などを伴うこともあります。

原因は完全には解明されていませんが、遺伝的要因と環境要因が複合的に関与していると考えられています。

シェーグレン症候群の特徴

厚生労働省の特定疾患調査研究事業によると、日本におけるシェーグレン症候群の患者数は推定で約10万人から20万人とされています。人口10万人あたり約80-160人の有病率となり、圧倒的に女性に多く、男女比は約1：14と報告されています。発症年齢は40-60歳代が最も多く、特に更年期前後の女性に好発する傾向があります。

近年、診断技術の向上や疾患認知度の向上により、診断される患者数は増加傾向にあります。また、軽症例を含めると実際の患者数はさらに多いと推定され、潜在的な患者を含めると約50万人に達する可能性も指摘されています。

シェーグレン症候群でお悩みなら当院までご相談ください。

シェーグレン症候群を適切に治療せずに放置すると、目や口の乾燥が進行し、様々な合併症を引き起こす可能性があります。目では角膜炎や結膜炎が慢性化し、最悪の場合は視力低下や失明のリスクもあります。口腔内では唾液分泌の低下により虫歯や歯周病が進行し、口腔内感染症のリスクが高まります。また、食事や会話が困難になり、栄養状態の悪化や社会的孤立を招く可能性があります。

全身症状として関節炎、間質性肺炎、腎障害、末梢神経障害などの重篤な合併症が現れることもあります。さらに、悪性リンパ腫の発症リスクが健常人の約40倍に増加するとされており、定期的な経過観察が不可欠です。慢性的な症状により生活の質が大幅に低下し、うつ病などの精神的な問題を併発するリスクも高まります。

シェーグレン症候群の原因

開院以来、当院にはシェーグレン症候群でお困りの方が来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、シェーグレン症候群の原因はひとつではないということです。

シェーグレン症候群の原因として次のものが挙げられます。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。シェーグレン症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

シェーグレン症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

人工涙液・保湿剤

効果が一時的で頻繁な使用が必要となり、根本的な治療にはなりません。また、防腐剤による角膜障害のリスクもあります。

唾液分泌促進薬

効果に個人差が大きく、副作用として発汗、頻尿、消化器症状が現れることがあります。残存する唾液腺機能に依存するため効果が限定的です

免疫抑制剤

感染症リスクの増加、肝機能障害、血液障害などの重篤な副作用があり、定期的な血液検査による監視が必要です。

ステロイド療法

長期使用により骨粗鬆症、糖尿病、高血圧、感染症リスクの増加などの副作用があり、急激な中止により症状の悪化を招く可能性があります。

シェーグレン症候群を改善するために

まずはあなたのシェーグレン症候群の症状を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、カウンセリングと検査で、シェーグレン症候群の原因を考え見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整形外科や整骨院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

シェーグレン症候群のQ＆A

シェーグレン症候群の人がやってはいけないことは？

目をこする、口呼吸、アルコールやカフェインの過剰摂取、喫煙は避けてください。また、乾燥した環境での長時間滞在も症状を悪化させます。

どの科を受診すればいいですか？

リウマチ科や膠原病内科が専門ですが、症状に応じて眼科、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科での治療も必要になることがあります。

シェーグレン症候群は完治しますか？

在のところ完治は困難ですが、適切な治療と生活管理により症状のコントロールが可能です。早期診断と治療により進行を抑制し、生活の質を維持できます。

症状が悪化したらどうすればいいですか？

速やかに主治医に相談し、治療方針の見直しや追加の検査を受けてください。急激な症状悪化は重篤な合併症の可能性もあります。

日常生活で気をつけることはありますか？

室内の湿度管理、こまめな水分補給、目や口の保湿ケア、ストレス管理、規則正しい生活習慣が症状改善に効果的です。

薬の副作用はありますか？

肩甲骨や肩を定期的に動かすことです。胸を開くような動作と肩甲骨を寄せる体操をしていきましょう。

シェーグレン症候群と当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、整形外科や整骨院で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

シェーグレン症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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