生理痛

生理痛症例報告

生理痛とは

生理痛は、月経に伴う下腹部や腰の痛みを指します。主な原因は子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンで、子宮の強い収縮を引き起こすことにより痛みが生じます。生理痛は機能性と器質性に分けられ、後者は子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患が関与する場合があります。

日本では働く女性約2673万人のうち、800万人が月経困難症に悩んでおり、その割合は38.4%に達しています。しかし、実際に治療を受けているのはわずか約31万人であり、多くの女性が生理の悩みを抱えながらも適切な治療を受けていない状況です。

生理痛の特徴

生理痛の症状で最も多いのは下腹部痛で、次いでイライラ、便秘・下痢が半数以上の女性に見られます。機能性月経困難症は主に10代の若い女性に多く、年齢とともに軽減する傾向があります。一方、器質性月経困難症は20代以降に多く、加齢とともに強くなる特徴があります。

生理痛でお悩みなら当院までご相談ください。

生理痛を放置すると子宮内膜症などの婦人科疾患が悪化し、不妊症や卵巣がんのリスクが高まることがあります。痛みが強いと生活の質が低下し、精神的ストレスも増大します。早期に婦人科での診断・治療を受けることが重要です。

月経困難症の症状により、仕事や学校を休むことが多くなり、社会生活にも大きな影響を与えます。また、痛みを我慢し続けることで慢性的な痛みの感受性が高まり、さらに症状が悪化する悪循環に陥ることもあります。

生理痛の原因

開院以来、当院には生理痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、生理痛の原因はひとつではないということです。

生理痛の原因として次のものが挙げられます。

生理痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

プロスタグランジンは子宮を収縮させて経血を排出するために必要な物質ですが、過剰に産生されると強い痛みを引き起こします。また、現代女性の晩婚化や出産数の減少により、生涯月経回数が増加し、子宮内膜症などのリスクが高まっています。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。生理痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

生理痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法・ホルモン療法

鎮痛薬は副作用のリスクがあり、胃腸障害や腎機能への影響が懸念されます。長期連用により効果が減弱することもあり、根本的な治療にはなりません。

ホルモン療法は効果的ですが、血栓症や乳がんなどの副作用リスクがあり、喫煙者や特定の疾患がある場合は使用できません。また、使用を中止すると症状が再発することがあります。

漢方療法・手術療法

漢方薬は副作用が少ないとされますが、効果が現れるまで時間がかかり、体質に合わない場合は期待する効果が得られません。また、継続的な服用が必要なために味が苦手な場合には継続が困難となる場合もあります。

手術療法は確実性がありますが、全身麻酔による侵襲的な治療で、術後の合併症や妊孕性への影響があります。特に子宮摘出術は不可逆的な治療であり、慎重な判断が必要です。

生理痛を改善するために

まずはあなたの生理痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、カウンセリングと検査で、生理痛の原因を考え見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

生理痛と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。骨盤の状態から始まり、自律神経の働き、ホルモンバランス、血行状態、ストレス反応をチェックしたうえで改善を目指します。

鎮痛薬を服用されている方やピルの副作用が心配な方、婦人科で効果が期待できなかった方、手術を避けたい方も諦めずにご相談ください。

当院で生理痛が改善する理由

生理痛の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。首や背中の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は首や背中から神経が伸びているからです。だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。生理痛は神経の専門家である鍼灸師にお任せください

生理痛のQ＆A

生理痛はいつまで続きますか？

症状により異なりますが、適切な治療や生活改善で多くは緩和されます。機能性の場合は年齢とともに軽減することもあります。

生理痛の人がやってはいけないことは？

体を冷やすことや無理な運動は避けましょう。カフェインの過剰摂取や睡眠不足も症状を悪化させます。

原因は何ですか？

子宮内膜からのプロスタグランジン過剰産生、血行不良、ストレスなどが主な原因です。婦人科疾患が隠れている場合もあります。

婦人科は何科を受診すればよいですか？

婦人科または産婦人科を受診しましょう。まずは婦人科で詳しい検査を受けることをおすすめします。

鎮痛薬は効きますか？

症状によりますが、鎮痛薬は多くの場合効果的です。ただし副作用もあるため、医師の指導のもとで適切に使用しましょう。

放置するとどうなりますか？

放置すると婦人科疾患が悪化し、生殖機能にも影響があります。不妊症の原因となる可能性もあるため早期受診が大切です。

生理痛と当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、婦人科で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

生理痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。