梨状筋症候群

梨状筋症候群症例報告

梨状筋症候群とは

梨状筋症候群は、骨盤の奥にある梨状筋という筋肉が何らかの原因で硬くなったり緊張したりすることで、その下を通る坐骨神経が圧迫され、お尻から太もも、ふくらはぎ、さらには足先まで痛みやしびれが広がる疾患です。この症状は、長時間座っている姿勢や中腰作業、ゴルフやランニングなど股関節を大きく動かす動作で悪化しやすいのが特徴です。

MRIやレントゲンなどの画像検査では異常が見つからないことが多く、正しい診断や治療が難しい場合もあります。

梨状筋症候群の特徴

梨状筋症候群の特徴として、お尻の外側から太ももの後ろ側にかけて痛みやしびれが現れることが多く、症状は長時間座っていると強く感じる傾向があります。歩いたり体を動かしたりすることで一時的に症状が軽減することも少なくありません。痛みの感じ方は人によって異なり、ピリピリとした電気が走るようなしびれ、ジーンとする重だるい感覚、焼けるような熱い痛み、締め付けられるような感覚など多彩です。時に症状はふくらはぎや足先まで広がることがあり、日常生活や仕事、スポーツ活動に支障をきたすこともあります。また、股関節を動かすと痛みが強くなることも特徴の一つです。触診で梨状筋が硬くコリコリとしている場合も多く、自分でもある程度自覚できる場合があります。

梨状筋症候群でお悩みなら当院までご相談ください。

梨状筋症候群を放置すると、痛みやしびれが慢性化し、日常生活や仕事に大きな支障が出ることがあります。長時間座ることが困難になり、デスクワークや運転、映画鑑賞などの場面で苦痛を感じることも少なくありません。

梨状筋症候群の原因

開院以来、当院には梨状筋症候群でお困りの方が数多く来院されています。

梨状筋症候群の原因として次のものが挙げられます。

梨状筋症候群はこのような複数の要因が重なり合って発症します。梨状筋に持続的に負担がかかる生活習慣や姿勢が主な原因です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。梨状筋症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

梨状筋症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

効果が出るまでに時間がかかり、生活習慣や姿勢の見直し、継続的な取り組みが必要です。自己流で行うと症状が悪化することもあります。

ブロック注射

保存療法やブロック注射で効果がない場合や、症状が重篤な場合は手術が検討されますが、実際に手術に至るケースは多くありません。

手術療法

手術にはリハビリや合併症のリスクがあり、すべての症例に適応するわけではありません。

梨状筋症候群を改善するために

梨状筋症候群の改善には、梨状筋の緊張を緩和し、坐骨神経の圧迫を解消することが重要です。当院では鍼灸治療や整体を活用し、梨状筋や骨盤周囲の筋肉のバランス調整、血流改善を図ります。鍼灸治療は神経の興奮を鎮め、炎症を抑える効果が期待できます。

整体では骨盤や下肢のバランスを整え、梨状筋への負担を軽減し、再発しにくい身体づくりをサポートします。

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では梨状筋症候群に対して、鍼灸治療と整体を組み合わせた独自のアプローチを行っています。国家資格を持つ院長が、これまで延べ5万人以上の治療経験を活かし、丁寧なカウンセリングと的確な原因分析で施術を行います。梨状筋や骨盤周囲の筋肉、関節のバランスを総合的に評価し、一人ひとりに最適な治療計画を立案します。鍼灸では神経の圧迫を緩和し、炎症を抑えるツボを選び施術します。整体では骨盤や下肢のバランスを整え、梨状筋への負担を軽減します。

梨状筋症候群のQ＆A

梨状筋症候群は自然に治りますか？

軽度であればストレッチや生活習慣の見直しで改善することもありますが、慢性化しやすいため早期の専門的治療が大切です。

梨状筋症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の座位や中腰姿勢、無理な運動は避けましょう。自己流のストレッチやマッサージで悪化することもあります。

梨状筋症候群と坐骨神経痛の違いは？

梨状筋症候群は梨状筋による坐骨神経の圧迫が主な原因ですが、坐骨神経痛は腰椎椎間板ヘルニアなど他の原因でも起こります。

ストレートネックと診断されました。施術可能ですか？

可能です。首のカーブの最大の役割は頭との重さとその3倍の重力を分散させることです。ストレートネックでも関節の可動域を作り、頸や肩甲骨や背骨にかかる負担を減らしていきます。合わせて腰痛持ちの方が多いため腰の治療が必要場合があります。

肩がこりやすい人の特徴と原因は？

デスクワークや長時間の同じ姿勢を撮る場合が多いです。スマホ操作や勉強で下顎が胸に近づくと首下から背中の緊張が強くなります。運動習慣の無いことも原因の一因に挙げられます。首が１５度前方に傾くだけで首にかかる負担は３倍になります。

予防方法はありますか？

長時間同じ姿勢を避ける、ストレッチや筋トレで梨状筋を柔らかく保つ、骨盤や股関節のバランスを整えることが有効です。

梨状筋症候群と当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、整形外科や整骨院で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

梨状筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。