変形性腰痛症

変形性腰椎症症例報告

変形性腰椎症とは

変形性腰椎症は、加齢や長年の負担により腰椎の椎間板や関節が変形し、痛みや機能障害を引き起こす疾患です。腰椎の骨と骨の間にある椎間板が薄くなったり、関節の軟骨がすり減ったりすることで起こります。
腰椎に骨棘（こつきょく）と呼ばれる骨の突起物ができることが特徴的です。朝の起床時や長時間同じ姿勢を続けた後に腰の痛みや こわばりを感じることが多く、動き始めは辛いものの、少し動くと症状が軽減することがあります。

進行すると腰から足にかけてのしびれや痛みが現れることもあり、日常生活に大きな支障をきたします。40歳以降に発症することが多く、特に重労働や長時間のデスクワークを続けてきた方に多く見られる疾患です。

変形性腰椎症の特徴

厚生労働省の「国民生活基礎調査」（2015年度）によると、肩こりは日本人が自覚する症状のうち、女性では第1位、男性では第2位を占めています（男性の第1位は腰痛）。全体では約54.6％の人が肩こりを経験しており、30代・40代の調査では女性の64.4％、男性の42.2％が肩こりを経験しています。腰痛と同じく「国民病」といえる状況です。

変形性腰椎症でお悩みなら当院までご相談ください。

変形性腰椎症を放置すると、症状が徐々に進行し日常生活への影響が深刻になります。

初期の軽い痛みを我慢し続けることで、腰椎の変形がさらに進行し、慢性的な痛みに発展する可能性があります。また、腰椎の安定性が失われることで、周囲の筋肉が過度に緊張し、筋肉性の腰痛も併発することがあります。

最も心配されるのは、脊柱管狭窄症への進行です。変形した骨や肥厚した靭帯が神経の通り道を狭くすることで、歩行時の足のしびれや痛み、間欠性跛行と呼ばれる歩行障害が現れます。

変形性腰椎症の原因

開院以来、当院には変形性腰椎症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、変形性腰椎症の原因はひとつではないということです。

変形性腰椎症の原因として次のものが挙げられます。

変形性腰椎症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

腰椎の安定性が失われ、骨棘の形成や靭帯の肥厚が起こり、神経や周囲組織を圧迫して痛みが発症します。また、腰椎の可動域制限により代償的に他の部位への負担が増加することもあります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。変形性腰椎症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

変形性腰椎症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

効果が現れるまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、間違った方法で行うと症状が悪化する可能性があります。

理学療法

運動することでかえって肩こりの症状が強まることもあり、継続が難しい部分があります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

ブロック注射

硬膜外ブロックや神経根ブロックなどの注射により、局所的な痛みの緩和を行う

手術療法

手術には感染や神経損傷などの重篤な合併症のリスクが伴います。また、術後の回復に長期間を要し、必ずしも完全な症状改善が得られるとは限りません。

変形性腰椎症を改善するために

まずはあなたの変形性腰椎症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、カウンセリングと検査で、変形性腰椎症の原因を考え見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

変形性腰椎症の改善には、腰椎周囲の筋肉バランスを整え、関節の可動域を回復させることが重要です。当院では変形した骨そのものを元に戻すことはできませんが、痛みの軽減と機能改善を目指します。鍼灸治療により血流改善と炎症の抑制を図り、整体により関節の動きを正常化させます。手術に頼らない保存的な治療により、日常生活の質の向上を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整形外科や整骨院やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

変形性腰椎症のQ＆A

変形性腰椎症は自然に治りますか？

変形した骨や軟骨が自然に元に戻ることはありませんが、適切な治療により痛みを軽減し、日常生活に支障のないレベルまで改善することは可能です。早期の治療開始が重要です。

変形性腰椎症の人がやってはいけないことは？

急性期には重いものの持ち上げ、急激な腰の捻り、長時間の前かがみ姿勢は避けるべきです。また、安静にし過ぎることも筋力低下を招くため適度な運動が必要です。

変形性腰椎症の痛みはどのくらい続きますか？

急性期の強い痛みは数日から数週間で軽減しますが、慢性的な痛みは適切な治療なしには長期間持続します。早期治療により症状の改善が期待できます。回復後の体幹トレーニングも重要です。

手術以外の治療法はありますか？

鍼灸治療、スポーツ整体など多くの保存的治療法があります。手術を検討する前に、これらの治療法を十分に試すことが推奨されます。

変形性腰椎症の予防方法はありますか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、体重管理、重いものの正しい持ち方の習得などが有効です。また、禁煙も椎間板の健康維持に重要です。

変形性腰椎症と当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、整形外科や整骨院で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

変形性腰椎症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。