鼻炎

鼻炎症例報告

鼻炎とは

鼻炎とは、鼻の粘膜が炎症を起こす状態で、主にアレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、急性鼻炎、慢性鼻炎に分類されます。炎症により鼻水、鼻づまり、くしゃみ、かゆみなどの症状を引き起こします。アレルギー性鼻炎は特にスギやダニなどのアレルゲンが原因です。

日本では、アレルギー性鼻炎全体の有病率は49.2%、スギ花粉症の有病率は38.8%に達しており、2人に1人はアレルギー性鼻炎を患っているという調査結果があります。また、アレルギー性鼻炎自覚症状者は約5,500万人で、毎年新たに約420万人が鼻炎症状を発症しています。

鼻炎の特徴

鼻炎は原因によって症状や発症時期が異なります。花粉症は季節性で春と秋に多く見られ、通年性アレルギー性鼻炎はダニやハウスダストが原因で一年中症状が現れます。症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみが三大症状とされ、重症例では睡眠障害や集中力低下も引き起こします。

鼻炎でお悩みなら当院までご相談ください。

鼻炎を放置すると症状が慢性化し、副鼻腔炎や中耳炎などの合併症を引き起こす可能性があります。慢性的な鼻づまりは睡眠障害や集中力低下、生活の質の低下につながります。

口呼吸による喉の乾燥で風邪をひきやすくなり、いびきや睡眠の質低下により疲れやすくなります。お子さまでは歯並びの悪化や成長・学習への悪影響も報告されています。早期に専門の診療を受けることが重要です。

鼻炎の原因

開院以来、当院には鼻炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、鼻炎の原因はひとつではないということです。

鼻炎の原因として次のものが挙げられます。

鼻炎は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

アレルゲンが鼻粘膜に付着すると抗体が作られ、マスト細胞と結合します。再びアレルゲンが侵入すると、ヒスタミンなどの化学物質が放出され、アレルギー反応を引き起こします。個人の体質や生活環境により症状の現れ方が大きく異なります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。鼻炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

鼻炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法・舌下免疫療法

薬物療法は副作用があり、抗ヒスタミン薬では眠気や口の渇き、ステロイド点鼻薬の長期使用では鼻出血や感染のリスクがあります。対症療法のため根本的な治癒は期待できず、継続的な服用が必要になることが多いです。

舌下免疫療法は根本治療として期待されますが、効果が現れるまで数ヶ月から数年を要し、アナフィラキシーなどの副作用リスクもあります。スギ花粉とダニのみが適応で、その他のアレルゲンには対応できません。

手術療法・生活指導

手術療法は鼻づまりの改善には効果的ですが、侵襲性が高く全身麻酔のリスクがあります。術後の痛みや出血、嗅覚障害などの合併症の可能性もあり、効果が永続的でない場合もあります。

生活指導は予防には重要ですが、完全なアレルゲン除去は困難で、現代の住環境では実践が難しい場合が多くあります。継続的な環境整備が必要で、費用と労力がかかることも課題です。

鼻炎を改善するために

まずはあなたの鼻炎の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、カウンセリングと検査で、鼻炎の原因を考え見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

鼻炎と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。鼻の粘膜の状態から始まり、自律神経の働き、免疫機能、アレルギー反応の程度、生活環境要因をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や副作用が心配な方、耳鼻科で効果が期待できなかった方、舌下免疫療法を検討している方も諦めずにご相談ください。

鼻炎のQ＆A

鼻炎の症状はいつまで続きますか？

症状によりますが、適切な治療でコントロール可能です。花粉症は季節性、通年性は一年中続くことがあります。

鼻炎の人がやってはいけないことは？

アレルゲンへの曝露、過度な鼻かみ、点鼻薬の乱用は避けましょう。ストレスや睡眠不足も症状を悪化させます。

原因は何ですか？

アレルゲン（花粉、ダニ、カビなど）やウイルス感染、血管の異常など多岐にわたります。個人差が大きい疾患です。

どの診療科が良いですか？

耳鼻咽喉科を受診することが最適です。詳しい検査により原因を特定し、適切な治療を受けられます。

薬は効きますか？

症状により効果を感じることがあります。ただし副作用もあるため、専門医の指導のもとで適切に使用することが重要です。

放置した場合はどうなりますか？

放置すると副鼻腔炎や中耳炎の合併症リスクが高まります。睡眠障害や集中力低下により生活の質も著しく低下します。

鼻炎と当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、耳鼻科で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

鼻炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

安心して受けられます