アトピー

アトピー症例報告

アトピーとは

アトピー性皮膚炎は、かゆみを伴う湿疹が慢性的に繰り返される皮膚疾患です。乳幼児期に発症することが多く、成人まで持続する場合もあります。遺伝的要因とアレルゲンや環境要因が複雑に関与し、皮膚のバリア機能低下と免疫異常が主な病態とされています。日本では約13％の乳幼児、約3％の成人が罹患しており、現代の代表的なアレルギー疾患の一つです。

症状は良くなったり悪くなったりを繰り返し、日常生活に大きな影響を与えることが多い疾患です。

アトピーの特徴

アトピー性皮膚炎の特徴として、激しいかゆみを伴う湿疹が体の特定部位に現れることが挙げられます。乳幼児では頬や頭部、成人では首、肘や膝の内側、手首や足首などの関節部分に好発します。皮膚は乾燥しやすく、赤みや腫れ、水疱、かさぶたなどの症状が混在して現れます。かゆみは夜間に強くなることが多く、掻くことで皮膚が厚くなったり、色素沈着を起こしたりします。症状は季節や環境の変化、ストレス、食事などによって悪化しやすく、慢性的に経過することが特徴的です。

アトピーでお悩みなら当院までご相談ください。

アトピー性皮膚炎を放置すると、かゆみによる掻破行動が続き、皮膚の炎症が慢性化・重症化や細菌感染を併発しやすくなり、とびひや蜂窩織炎などの二次感染を起こすリスクが高まります。また、慢性的な睡眠不足により免疫力が低下し、他のアレルギー疾患（喘息、アレルギー性鼻炎など）を併発する「アレルギーマーチ」が進行することもあります。
見た目の問題から社会生活に支障をきたし、精神的なストレスやうつ状態を引き起こすこともあるため、早期の適切な治療が重要です。

アトピーの原因

開院以来、当院にはアトピーでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、アトピーの原因はひとつではないということです。

アトピーの原因として次のものが挙げられます。

アトピーは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、掻破（そうは：かきむしる）により皮ふバリアの傷が抗原である花粉や遺物に触れてさらに免疫細胞が反応してかゆみが出るという悪循環に陥ります。普段の服が当たることによっても痒さが増し、姿勢も悪くなり頸椎カーブの減少や首の関節の可動域低下により末梢神経や血流に機能障害が起きて背中上部の筋肉の炎症や負担がかかり、それが肩こりとなります。この肩こりもストレス的な原因となり更なる悪循環に陥りやすくなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。アトピーは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

アトピーへの対応として、次のようなものが一般的です。

外用療法

ステロイドの長期使用により皮膚萎縮や感染リスクの増加があります。また、症状の対症療法であり根本治療ではありません。

内服療法

副作用として眠気や肝機能障害のリスクがあり、長期使用には注意が必要です。

アトピーを改善するために

まずはあなたのアトピーの状態を明らかにします。状態の把握を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善の経過がわからないからです。

当院は、カウンセリングと検査で、アトピーの原因を考え見つけ出します。そして根拠を元にして施術を進めていきます。
東洋医学では、アトピー性皮膚炎は「風湿証」「風熱証」「風寒証」「気血両虚証」などの病態と捉えます。体内の「熱」が皮膚に現れた状態として理解し、体質改善を重視します。

清熱涼血: 体内の余分な熱を取り除き、血液を清浄化する
去風化湿: 湿を取り除き熱を逃がす
去風散寒: 寒を取り除き潤い温める
気血双補: 気血を補う

期待できる効果

• 免疫機能の調整によりTh1/Th2バランスを正常化
• 皮膚の血流改善による自然治癒力の向上
• 自律神経の調整によるストレス軽減
• 消化機能改善による体質強化

当院の特徴

国家資格を持った院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、アトピー性皮膚炎に対して鍼灸治療と整体を組み合わせた独自のアプローチを行っています。国家資格を持つ院長が、これまで延べ5万人以上の治療経験を活かし、丁寧なカウンセリングと的確な体質分析で施術を行います。
鍼灸治療ではツボを用いて免疫調整と血流改善を図ります。整体では全身のバランスを整え、自律神経の働きを正常化します。患者様一人ひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの施術で、根本的な体質改善をサポートします

アトピーのQ＆A

アトピーは自然に治りますか？

軽度の場合は成長とともに改善することもありますが、適切な治療により症状をコントロールし、悪化を防ぐことが重要です。

アトピーの人がやってはいけないことは？

過度な洗浄、掻破行動、ストレスの蓄積、アレルゲンとの接触は避けましょう。

アトピーと接触性皮膚炎の違いは？

アトピーは体質的・遺伝的要因が強く、接触性皮膚炎は特定の物質との接触が原因です。

ストレートネックと診断されました。施術可能ですか？

可能です。首のカーブの最大の役割は頭との重さとその3倍の重力を分散させることです。ストレートネックでも関節の可動域を作り、頸や肩甲骨や背骨にかかる負担を減らしていきます。合わせて腰痛持ちの方が多いため腰の治療が必要場合があります。

アトピーは遺伝しますか？

遺伝的要因は関与しますが、環境要因や生活習慣も大きく影響します

アトピーの改善にどのくらい時間がかかりますか？

体質改善には3ヶ月から1年程度の継続的な治療が必要です。かんくよう

アトピーと当院の鍼灸整体は非常に相性がいい治療です。鍼だけでなく、整体とカイロ施術を混ぜた全身治療は、整形外科や整骨院で解決できなかったお悩みが良くなり喜んでいただいております。

アトピーは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。