
院長:後藤お気軽にご相談ください!


「肩がずっと重くてつらい」「マッサージを受けると一時的には楽になるけど、すぐに戻ってしまう」という経験はありませんか。こんにちは、浦和Blossomはりきゅう治療院の院長、後藤智大です。
今日は、多くの方が悩んでいる肩こりについて、なぜ繰り返してしまうのか、どうすれば根本から楽になれるのかをお伝えしたいと思います。
肩が重くなると「またか…」と諦めてしまう方もいらっしゃいます。でも、その諦めはもったいない。原因をきちんと知れば、対処の方法は必ず見えてきます。


開院以来、肩のつらさを抱えて来院される方はとても多いです。マッサージや湿布では「どうにもならない」と感じてから相談に来られる方が多い印象があります。一度だけでもちゃんとした検査を受けてみることが、改善への近道になります
「肩こり」という言葉は日本人には身近ですが、実際に体の中で何が起きているかご存じでしょうか。首の付け根から肩、背中にかけての筋肉、特に僧帽筋(そうぼうきん)という大きな筋肉が緊張して硬くなることで、張り・重だるさ・鈍い痛みが生じる状態です。単なる疲れとは異なり、放っておくと頭痛や吐き気、腕のしびれにまで発展することがあります。
厚生労働省の調査によると、肩のつらさは女性で訴える症状の第1位、男性では腰の痛みに次ぐ第2位です。30代・40代の女性では6割以上が経験しているというデータもあります。それほど多くの人が悩んでいながら、根本から解消できている人は少ないのが現状です。
「みんなそんなもの」「仕方ない」と思っていませんか。でも、それは少しもったいない考え方だと私は思っています。
軽いうちは「ちょっとだるいな」程度でも、慢性化すると状況は変わってきます。頭痛が頻繁に起きる、夜なかなか眠れない、集中力が落ちる、といった全身への影響が出てきます。さらに進むと、五十肩や頸椎椎間板ヘルニアなどの重い症状につながることもあるため、「そのうち治るだろう」と先延ばしにしすぎるのは危険です。
ここが大切なポイントなのですが、肩のつらさには「これ一つが原因」という単純な話がありません。これまで多くの患者さんを診てきた経験から断言できます。複数の要因が複雑に絡み合って、はじめて症状として現れてくるのです。
特にデスクワークや長時間のスマートフォン操作では、頭が体の前に出た状態が続きます。頭の重さは約5〜6kgほどありますが、首が15度前に傾くだけでその約3倍の負荷が首にかかるといわれています。これが日々蓄積されると、首のカーブが失われたストレートネックになりやすく、肩まわりへの負担が一気に増します。
同じ姿勢を長く続けると、筋肉が縮んだまま固まってしまい、血液の流れが悪くなります。血流が滞ると老廃物が排出されにくくなり、それが痛みや重だるさとして感じられます。運動習慣がない方は特に上半身の血流が低下しやすいため、症状が出やすくなります。
「噛みしめ」や「食いしばり」が肩のこりに関係していることは、あまり知られていません。顎の筋肉は頭から首、肩へとつながっており、顎関節症や無意識の食いしばりが首肩の慢性的な緊張を生み出すケースは少なくありません。心当たりがある方は、ぜひ一度お話ししてみてください。
精神的なストレスが続くと交感神経が優位になり、全身の血管が収縮して血流が悪くなります。これが肩まわりの筋緊張を高め、症状を悪化させます。「仕事が忙しくなると必ず肩が張る」という方は、自律神経の乱れが大きく関係している可能性があります。
来院される方からよくお聞きする悩みをまとめました。一つでも当てはまる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
これらはすべて「慢性化したサイン」です。こうした状態になっているとしたら、セルフケアだけで解決するのはなかなか難しいかもしれません。
「病院に行ったけど湿布を出されただけ」「整骨院に通ってもすぐ戻る」というご経験をされている方は多いと思います。これには理由があります。
薬や湿布は痛みをその場で和らげることを目的としています。それは大切な役割ですが、「なぜこりが起きているか」の原因にアプローチしているわけではありません。痛みが消えた感覚でも、原因が残っていれば症状は繰り返します。
「強く押してほしい」と感じる方ほど、筋肉がすでに硬くなっていることが多いです。強い圧力をかけると筋肉に微細な傷がつき、修復の過程でかえって硬くなるといわれています。「気持ちいいくらいの強さ」を繰り返すことで、筋肉は少しずつ回復していきます。
私がこれまでの経験を通じて痛感したのは、「問診と検査の重要性」です。症状が似ていても、原因は人それぞれ異なります。検査なしに施術を進めても、改善につながらないばかりか、症状を悪化させてしまうリスクもあります。
ブロッサム鍼灸治療院では、施術の前に必ず丁寧な検査とカウンセリングを行います。「原因がわからないまま施術を始めない」ことを、開院当初から一貫して守ってきました。
血圧測定をはじめ、脈診、触診、姿勢分析、動作確認、整形外科的な徒手検査を組み合わせて、体の状態を多角的に把握します。姿勢分析は専用ソフトを使って数値化するため、施術前後の変化を客観的に比較することができます。初回はこの検査に十分な時間をとっています。
鍼の太さや長さも、その方の体質や体調に合わせて選んでいます。同じ「肩のつらさ」でも、原因と体の状態が違えばアプローチも変わります。パターン化されたマニュアル施術ではなく、あなたの体に合った治療を提供することを大切にしています。
複数の施術者がいる院では、担当が変わるたびに説明のし直しが必要になったり、技術のばらつきが出やすくなったりします。当院では、鍼灸師の国家資格を持つ院長が、カウンセリングから施術まで一貫して担当します。行くたびに違う先生、という不安がないのは、当院を選んでいただく理由のひとつでもあります。
「通いはじめてから肩のことを気にする回数が減った」「頭痛が減り、薬を飲む機会が少なくなった」「夜ぐっすり眠れるようになった」——こうした声を聞かせていただくたびに、検査をしっかりして根本にアプローチすることの大切さを改めて感じます。
「初めての鍼灸は怖かったけれど、痛みもほぼなく、原因についてもしっかり話を聞いてもらえて安心できた」という40代男性の方の感想も印象的でした。知らないものへの不安は誰でも持ちます。だからこそ、初回の説明と対話を大切にしています。
院での施術と並行して、日常生活でできることも一緒にお伝えしています。通院と日々のケアを組み合わせることで、改善のスピードが上がりやすくなります。
デスクワーク中も1時間に一度は席を立ち、肩甲骨を寄せたり広げたりする動きを取り入れてみてください。胸を開くように両肩を後ろに引いて5秒キープするだけでも、筋肉への刺激になります。「たった5秒」でも、毎日続ければ体は変わります。
シャワーだけで済ませず、できれば湯船に10〜15分つかる習慣をつけることをおすすめします。体が芯から温まると、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。就寝1〜2時間前の入浴は、睡眠の質を高める効果も期待できます。さらにストレッチをする時間を取るとより入眠に効果的です。
スマートフォンを使うとき、画面を低い位置で見ていませんか。目線が下がると頭が前に傾き、首と肩への負担が一気に増します。できるだけ画面を目の高さに近づけ、長時間同じ姿勢を続けないようにすることが大切です。
「鍼は痛そう」「効くのかどうか半信半疑」という方も多いと思います。私自身、高校生のときに初めて鍼を受けて、あれだけつらかった腰の痛みが楽になったことに本当に驚きました。その体験が、今の仕事の原点になっています。
鍼灸は薬との併用も可能で、整形外科や整骨院で「これ以上は…」と言われた症状にも対応できることがあります。特に慢性化した症状や、ストレスと絡み合った体の不調には、東洋医学の視点からのアプローチが力を発揮する場面があります。
長期間にわたって症状が改善しない方、薬に頼りたくない方、原因をはっきりさせたい方、複数の症状が重なっていて困っている方——こうした方ほど、当院での検査と施術が変化のきっかけになる可能性が高いです。
| こんな方に向いています | こんな方も安心して来院できます |
|---|---|
| 慢性化した症状が続いている | 鍼灸が初めてで不安な方 |
| 病院で「異常なし」と言われた | 薬を服用中の方 |
| マッサージでは一時的にしか楽にならない | 整形外科で改善しなかった方 |
| 頭痛・吐き気・しびれも伴っている | ストレートネックと診断された方 |
「肩がつらい」という症状は、体からの大切なサインです。そのサインを「仕方ない」「みんなそんなもの」と流し続けることは、私はとても残念だと感じています。一人ひとりの体ときちんと向き合えば、必ず原因は見えてきます。
私がこの仕事を選んだのは、直接人の役に立ちたいという思いからでした。以前勤めていたところで、背中の痛みで来院された患者さんが実は狭心症の疑いがあったという経験をしたことがあります。そのときから、「正確な問診と検査なしに、治療は始められない」という信念がより強くなりました。あなたの体の状態をきちんと見極めたうえで、最善のアプローチを一緒に考えていきたいと思っています。
一人で抱え込まずに、ぜひ気軽に話しかけてください。「こんなこと相談していいのかな」というような小さな疑問でも、いつでも聞かせてください。あなたのお力になれることを、心から願っています。



