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お尻から足の痛みでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。
同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
はじめまして、
フルマラソンを出場後無理をしたのか、長距離を走ると、左のお尻から太ももにかけて痛みが出ることがあり現在練習が出来ません。日常でも歩くのも痛く、階段を上ることや降りることは激痛です。以前も同じような症状になったことがあるのですがここまでひどいことはありませんでした。
鍼灸整体で痛みが楽になるようなら、施術して頂きたいです。またどのような施術をしていただけるでしょうか?
よろしくお願いします。
ご連絡ありがとうございます。
私がお答えします!
痛みの原因としては、筋肉の過労や骨盤の歪みの他、股関節の動きの中で痛みが強いため股関節の問題、そして坐骨神経の問題です。ランニングフォームや体幹バランスの問題もありますが、痛みによるかばった動きがあったのではないかと推測できます。
詳しくは、検査をして判断しますが鍼灸治療と整体で歪みを正し、症状を和らげていけるかと考えています。
今回のようなお尻から足にかけての痛みは、坐骨神経痛症状として考えられ原因は、腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群といった神経の流れに沿った箇所に問題があることが多いです。腰椎腫瘍も原因の一つではあるので原因をはっきりさせるためにも長引く症状の場合にはレントゲン等の検査は必要です。
神経痛の症状が膀胱直腸障害といって、おしっこや排便が我慢できないといったことや力が入らないといった症状がある場合には詳しく検査をする必要があります。
階段の上り下りといった動きでの痛みは股関節や膝に問題があることがあります。これは変形性股関節症が一番の原因と考えられますが、競技特性や年齢、これまでの経緯、体重、体幹バランスなどが問題となることもあります。
セルフチェックとしては股関節を開いたりしたときに痛みを伴う、極端に可動域が狭いといったことでしたら原因の一つと考えてもいいでしょう。
よく話す内容として、フルマラソンを走り切るのに仮に4万歩として考えて1歩あたり2センチほどズレが生じたとして考えるとゴールは800メートルずれます。2センチのずれは、「体の揺れ」と考えるとそれだけ体への負担は大きいと考えられ関節や筋肉にかかる負担は少なくないです。
痛みがなくなってきたら今後の体のケアやパフォーマンス向上のためにも体幹バランストレーニングをしていくことで怪我しない体つくりができます。
当院では体幹バランスの重要性をランナーである院長が実感しているため皆様にお伝えしております。現在、1回個別体幹バランストレーニング(KOBAトレ)で4400円でご案内しております。
当院にお越しいただく際に必要なものはございませんが、過去に検査したレントゲンの状態や服用中のお薬がございましたらメモをご持参ください。
坐骨神経痛に対する施術方針はこちらのページが参考になります。
当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。