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多良間島産の黒糖がおすすめ!
美味しいものはいつも偶然
ふらっと立ち寄ったところに美味しい出会い。今日はそんな美味しい出会いのご紹介です。

先日、結晶ビル2階にあるパニさんのお店で見つけました。当院のお隣さんですね。
たまにふらっと立ち寄っているのですが、今回は患者さんと話していて
「宮古島のはちみつ!すごくおいしいから!」と教えて頂き見に行きました。
その片隅で、黒糖が売っており気になって聞いてみたら
「沖縄では多良間島産の黒糖が一番おいしい」とのことでした。
同じ黒糖でもそんなに違うのかと思いついでに購入。
早速食べてみると、
「うまい・・・、なにこれ。」
普通の黒糖と違い、エグミが少ないというかさらっとしていて簡単に溶ける。
美味しいミネラルウォーターというと大げさですが、水道水とミネラルウォーターの違いのような感じと言ったら、ちょっと食レボとしては失格ですかね?
とにかく、違いがわかる黒糖です。
ミネラルが多い黒糖
黒糖の魅力は何といっても、ミネラル成分が含まれた砂糖です。なので普通の砂糖よりも鉄やカルシウム、カリウムの成分が多く含まれています。学生時代に野球をしていた時に、沖縄出身の友人が「沖縄では給水時に黒糖と塩を混ぜたものをスプーン1杯口に含み、水を飲む」と話していたことを覚えていますが、すごく理にかなった取り組みという感じがします。
そこでこの多良間島産の黒糖の栄養成分を見てみましょう!

まず、すごいと思ってしまうのはたんぱく質が含まれています。砂糖を食べたらアミノ酸が取れるわけです。正確には、分解されていないたんぱく質なので、なんのアミノ酸が含まれているかわかりませんが、もし必須アミノ酸ならすごいです。
そして鉄!、カルシウム!、カリウム!、マグネシウム!
沖縄の野球をしている子供たちが、給水と一緒に黒糖を食べているなら、汗で失われたミネラルを黒糖で補給しているということですから、すごいです。この話を聞いたのは、まだ塩分タブレットといったものが世の中に出回っていない、30年も前の話ですから沖縄ってのは給水の仕方でかなり進んでいたと言えますね。
では、他のメーカーの黒糖を見てみましょう。

黒糖の元となるサトウキビは奄美産と沖縄産原料を使用です。先ほどのは多良間島産の黒糖ということですから1つの産地だけで作っているということになります。
それでは次に栄養成分を除いてみましょう。

まず、目立つのはたんぱく質の含有量が違いますね。
多良間島産の黒糖は1.7gに対してこちらは0.6g。もしこれがうまみ成分のアミノ酸なら味に変化が出ますね。さらに炭水化物が多良間島産の黒糖89.7gに対しこちらは93.2g。かなり違います。(これは黒蜜で黒糖を固めているからかもしれません。)
炭水化物は糖質であったり食物繊維も含まれていると思われるので差があります。この黒糖にはミネラル成分の記載がないのでどのくらい含まれているのかわかりませんが、この数字の差がミネラル成分の差とは正確には考えてはいけないのでしょうが、少なくともたんぱく質は含まれている量が違うので美味しさに差があるのかもしれません。
お薦めの食べ方
多良間島産黒糖のお勧めの食べ方は、まずはそのままで頂くことです。
これは、味の違いをストレートに感じますので黒糖のおいしさをダイレクトに感じるでしょう。ちょっと多く食べてもさらっとイケる感じですね。
ふたつ目はバナナ牛乳に少し入れるとこれまた美味しい。ミキサーで作るときに少し黒糖を加えます。バナナ牛乳に黒糖の甘味を感じてベリーグットです。牛乳のたんぱく質は体の中で血液に変わり水を引き付ける力があるようです。そのため、夏に牛乳を飲み続けることは熱中症予防になります。私も、最近は朝走った後に飲んでいます。子供にも、体を動かしている時には積極的に飲ませるようにしています。子供は、成長のためのエネルギーと運動のためのエネルギーと両方を意識して取らせないとエネルギー不足になってしまいます。なかなか、ご飯は食べられなくてもバナナ牛乳なら飲めるものです。
最後は黒糖バターパン焼き。実は試していませんが、この黒糖ならうまいこと間違いなし!間違いなく何でもない食パンが名物珈琲店の朝食パンに早変わりといった感じでうまいはずです(笑)試してませんけどね。
美味しいものはいつも偶然
今回は多良間島産の黒糖をご紹介しましたが、実は宮古島限定のはちみつがあります。これは宮古島でしか買えないということだったんですが、お隣のパニさんでは売っています。これも、すごくおいしい!はちみつの花の香りがプーンと漂います。
次回は気が向いたらはちみつもお伝えしたいです。ではでは。最後までお読みいただきありがとうございました。