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風邪のひき始めには・・・

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 こちらは2023-11-13に投稿したブログ記事です。
風邪のひき初めに試してほしい漢方薬をお伝えします。

目次

  風邪には2種類ある

風邪のひき始めには2種類あります。

・寒気がゾクゾクくる熱になりそうなひき始め
・喉が痛くなってきて熱が出そうなひき始め

この2つの風邪のひき始めには漢方では異なるものを使います。

漢方では、
寒さが体の中に入ってくる寒邪というものと
熱が体の中に入ってく熱邪というものがあります。

2つの風邪に分けて漢方薬を使う

登録販売士の資格を持つ私は、漢方薬について勉強しました。そして効果を特に実感しているのがこの2つの漢方薬。

・葛根湯
・銀翹散(その他てんしんかんぼうへん・了解楽)

寒気がする方には葛根湯。
喉の痛み・熱の方にはギンギョウサン。

寒気が出る方には寒邪(かんじゃ)が体に入ってきた(寒い邪気)と考え、葛根湯には汗をかかせるような生薬が入っています。

逆に喉が痛くなる方では、熱邪(ねつじゃ)では風熱が入り喉が腫れたと考え、ギンギョウサンには冷やす生薬が入っています。

飲み方がバッチリ合っていれば効くというのが
個人的な印象ですが、ぜひお試しください。

なんでも葛根湯ではない!

記憶が正しければ、落語で葛根湯医者というものがありますが、葛根湯は次の状態の時に合わせるとばっちりです。

・ゾクゾクしてきた時
・寒気がした時

お湯に溶かして飲むといいです。漢方薬は基本煎じ薬なのでお湯に溶かしたり温めたりしてのむといいでしょう。これは胃腸を大切にする考えからだと思いますが、東洋医学では胃腸が健康の基本。胃腸を冷やすことは消化を悪くし、エネルギーを体の隅々まで届けられなくなると考えます。

漢方は香りも効果と関係しているためお湯に溶かして香りも楽しみながら飲むといいですよー。

銀翹散(ぎんぎょうさん)・了解楽使い方

これまた記憶が正しければですが、動物園に動物の角を漢方薬に使うために動物が狩られたということが書いてあり、「漢方薬では効能がないのに・・・」と書かれていました。絶滅危惧種の動物をとらえてまで角をとることには反対ですが、これ漢方薬だと1種類では通常飲むことはないです。生薬を混ぜて複合された状態で服用します。これが腸内細菌の代謝で効能のある物質に変えられるということはあるかもしれません。

ただ、今は角を使わなくて効能がある別種類の名前の漢方薬が出ているのでやっぱり効能はないのかな・・・。

ということで、のどが痛いときには銀翹散・了解楽と覚えておいてください。結構効きますよ!

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