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腰の椎間板ヘルニアの痛みを根本改善する方法

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根本改善する方法

おはようございます、浦和Blossomはりきゅう治療院の院長、後藤です。朝起きたときに腰から足にかけて激痛が走る、立ち上がるだけで腰に鈍い痛みを感じる、そんな毎日を送っていませんか?痛み止めを飲んでも一時的に楽になるだけで、またすぐに痛みが戻ってくる。そんな悪循環から抜け出したいと思っている方は多いのではないでしょうか。

腰椎椎間板ヘルニアの痛みは本当につらいものです。でも対症療法で痛みを誤魔化すだけでは、根本的な解決にはなりません。今日は、15年以上の臨床経験をもとに、椎間板ヘルニアの痛みを根本から改善するための方法について詳しくお話ししていきます。

院長:後藤

痛みの原因を取り除くことこそが、本当の意味での改善への第一歩です

なぜ痛み止めだけでは根本改善にならないのか

椎間板ヘルニアと診断されると、多くの方が痛み止めの薬を処方されます 。ロキソニンやボルタレンといった非ステロイド系消炎鎮痛薬、カロナールのようなアセトアミノフェン、神経性の痛みに作用するリリカなど、症状に合わせてさまざまな薬が使われます 。これらの薬は確かに痛みを和らげてくれますが、あくまで対症療法に過ぎません。

痛み止めは神経の痛みの伝達を遮断したり、炎症を抑えたりすることで痛みを感じにくくしているだけで、椎間板が飛び出している状態や、体の歪みといった根本的な原因は何も変わっていないのです 。

薬が切れればまた痛みが戻ってくるのは当然のことで、長期間飲み続けることで胃腸への負担が増えたり、薬物依存が生じたりするリスクもあります 。

本当の意味で痛みから解放されるためには、なぜ椎間板ヘルニアになったのか、その原因を突き止めて取り除くことが不可欠です。痛みを感じないようにするのではなく、痛みが出ない体に変えていくことが根本改善なのです。

ブロック注射も一時的な効果

痛み止めの内服で効果が得られない場合、神経ブロック注射や硬膜外ステロイド注射が選択されることがあります 。これらの注射は痛みの原因になる神経に直接薬を届けることで、強い鎮痛効果を発揮します。

注射の痛みや恐怖から治療を続けられなくなったりする方もいらっしゃいます。注射も薬と同じく対症療法であり、根本的な解決策ではないということを理解しておく必要があります。
(※炎症が強く痛みの抑制による悪循環を断ち切るためには必要な措置ではあります)

椎間板ヘルニアの痛みが起こる本当の原因

椎間板ヘルニアは、腰椎の骨と骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が疲労や過負荷によって傷つき、中の髄核が飛び出して神経を圧迫することで起こります 。飛び出した髄核が神経に触れると、坐骨神経痛と呼ばれるお尻から足先にかけての痛みやしびれが生じるのです 。

では、なぜ椎間板に過度な負担がかかってしまうのでしょうか。それには姿勢の問題、筋力の低下、体の使い方の癖、ストレスによる筋緊張など、さまざまな要因が複雑に絡み合っています 。前かがみの姿勢では椎間板への圧力が増加し、飛び出した部分が神経をさらに圧迫するため痛みが強くなります 。

見落とされがちな体全体のバランス

椎間板ヘルニアの方を診ていると、腰だけでなく骨盤の歪み、股関節の硬さ、背骨全体のバランスが崩れているケースがほとんどです。本来なら股関節や胸椎が引き受けるべき動きまで腰だけで頑張ってしまっている状態では、特定の椎間板に負担が集中してしまいます。

加齢によって椎間板の弾力が失われていくことも原因のひとつですが 、若い方でも激しいスポーツや重労働、長時間のデスクワークなどで腰に負担がかかり続けると発症します 。喫煙や遺伝も発症に関わると言われており 、単純に一つの原因だけで起こる病気ではないのです。

ストレスと痛みの悪循環

精神的なストレスも椎間板ヘルニアの痛みを悪化させる大きな要因です。ストレスを感じると無意識のうちに筋肉が緊張し、その状態が続くと血流が悪くなって痛みがさらに増します。痛みがあるとストレスが増え、ストレスで筋肉が緊張して痛みが強くなる、という負のスパイラルに陥ってしまうのです。

仕事のプレッシャーや人間関係の悩み、痛みへの不安など、心の状態は体に大きく影響します。心と体は密接につながっているという東洋医学の考え方は、現代医学でも認められるようになってきています。

根本改善のための3つのステップ

椎間板ヘルニアの痛みを根本から改善するには、段階的なアプローチが必要です 。急性期の強い痛みがある時期、痛みが落ち着いてきた時期、再発予防のための時期、それぞれに適した対処法があります。

ステップ1:炎症を抑えて痛みを軽減する

まず最初に必要なのは、神経周辺の炎症を抑えることです。急性期には無理に動かず、適度な安静を保つことが大切です 。ただし完全に動かないのも良くありません。痛みの出ない範囲で日常生活を送りながら、炎症を抑える治療を受けることが理想的です。

鍼灸治療は炎症を抑え、血流を改善する効果があります。神経が圧迫されている部位だけでなく、腰や臀部、下肢の筋緊張を緩めることで、痛みを感じる閾値を上げて痛みを感じにくくします。薬のような副作用の心配が少なく、体本来の治癒力を引き出すアプローチができるのが鍼灸の大きな利点です。

ステップ2:体のバランスを整える

痛みが少し落ち着いてきたら、次は体全体のバランスを整えていきます 。整体によって骨盤や背骨の配列を調整し、左右差やねじれを修正することで、特定の椎間板にかかっていた過度な負担を分散させることができます。

股関節や胸椎の動きを改善し、複数の関節が協調して動けるようになると、同じ動作をしても腰への負担が軽くなります。体のバランスが整うと、椎間板への圧力が減り、神経の圧迫も軽減されていきます。これが痛みの根本原因に対するアプローチです。

ステップ3:再発しない体をつくる

痛みが改善してきたら、最後は再発予防のための体づくりに入ります 。体幹トレーニングによってお腹や背中、骨盤周りの筋肉を強化し、背骨全体を安定させるコルセットのような役割を持たせることが重要です。

適度な運動やストレッチで筋肉の柔軟性を保ち、正しい姿勢を意識して日常生活を送ることで、椎間板に負担がかかりにくい体に変えていきます 。ハムストリングスやお尻の筋肉が硬いと骨盤の動きが制限されて腰への負担が増えるため、これらの筋肉を柔らかく保つことも大切です。

当院の根本改善アプローチ

当院では椎間板ヘルニアの治療において、まず徹底した検査を行います。なぜなら一人ひとり痛みの原因が異なるからです。初回のカウンセリングでは、症状が出始めた時期、日常生活や仕事の内容、過去のケガや病気、ストレスの有無まで詳しくお聞きします。

その上で姿勢分析、動作確認、整形外科的検査、脈診、触診など複数の検査を組み合わせて、痛みの本当の原因を突き止めていきます。原因を正確に把握できれば、最短で改善に導くことができるのです。検査が8割、施術が2割という考え方で治療を進めています。

鍼灸と整体を組み合わせた総合治療

検査で原因を特定した後は、鍼灸治療と整体を組み合わせたオーダーメイドの施術を行います。鍼灸で炎症を抑えて血流を改善し、整体で体のバランスを整え、さらに体幹トレーニングの指導で再発しない体づくりをサポートしていきます。

  • 鍼灸治療で神経周辺の炎症を抑え、痛みを軽減する
  • お灸で体を温めて血流を促進し、筋肉の緊張を和らげる
  • 整体で骨盤や背骨の歪みを調整し、体全体のバランスを整える
  • 硬くなった筋肉を緩めて関節の動きをスムーズにする
  • 自律神経調整でストレスによる筋緊張を和らげる
  • 体幹トレーニングで腰を支える筋力を強化する
  • 日常生活での姿勢や動作の指導で再発を予防する

国家資格を持った院長が初診から施術まで一貫して担当するため、毎回違う先生で説明が一からやり直しという心配もありません。体の変化を細かく追いながら、治療計画を柔軟に調整していくことができます。

東洋医学と西洋医学の融合

当院の治療は、東洋医学の考え方と西洋医学の知識を融合させたものです。西洋医学では椎間板ヘルニアという局所の問題として捉えますが、東洋医学では全身性の気血の滞りや体質的な問題として考えます。

両方の視点から体を診ることで、より多角的に原因を分析し、効果的な治療を提供できるのです。痛みの出ている場所だけでなく、全身のバランスを整えることで、体が本来持っている治癒力を最大限に引き出していきます。

自宅でできる根本改善のためのセルフケア

治療院での施術と併せて、自宅でのセルフケアも根本改善には欠かせません。日常生活での過ごし方を見直すことで、治療効果をより高めることができます 。

正しい姿勢を意識する

椎間板ヘルニアを根本から改善するには、正しい姿勢を身につけることが重要です 。デスクワークの方は、椅子に深く腰掛けて背筋を伸ばし、パソコンの画面は目線の高さに調整しましょう。30分に一度は立ち上がって軽く体を動かす習慣をつけてください。

立っているときは、片方の足に体重をかけ続けないように注意します。重い荷物を持ち上げるときは、腰を曲げるのではなく膝を曲げてしゃがんでから持ち上げることが基本です。こうした日常の動作一つひとつを意識することが、根本改善への近道になります。

適度な運動とストレッチ

症状が落ち着いてきたら、無理のない範囲で運動やストレッチを始めましょう 。ハムストリングス、お尻の筋肉、股関節周りの筋肉を柔らかく保つストレッチは、腰への負担を減らすのに効果的です。

ウォーキングや水中運動など、腰に負担の少ない有酸素運動もおすすめです。ただし痛みが強い時期に無理をするのは逆効果なので、必ず専門家に相談しながら進めてください。当院では一人ひとりの状態に合わせた自宅でできるエクササイズもお伝えしています。

生活習慣の改善

生活習慣改善ポイント
睡眠横向きで膝を軽く曲げた姿勢で寝る。マットレスは硬すぎず柔らかすぎないものを選ぶ
入浴湯船にゆっくり浸かって体を温め、血流を促進する。冷えは症状悪化の原因になる
食事コラーゲン、ビタミンD、抗酸化物質を含む食品を取り入れてバランスの良い食事を心がける
ストレス深呼吸やリラックスする時間を持ち、ストレスを溜め込まないようにする

栄養面では、椎間板の修復に必要なコラーゲンやビタミンDを含む食品を意識的に摂ることも一つの選択肢です 。抗酸化物質を含む野菜や果物も、炎症を抑えるのに役立つ可能性があります。

体幹トレーニングで痛みが出にくい体へ

根本改善を目指すなら、体幹トレーニングは欠かせません 。体幹の筋力が弱いと、少し前かがみになっただけでも腰椎にかかる負担が増え、椎間板ヘルニアを起こしやすい姿勢になってしまいます。

腹筋や背筋を適度に鍛えることで、背骨全体を安定させるコルセットのような役割を持たせることができます。インナーマッスルを中心に鍛えると、腰への局所的な負担を減らし、痛みが出にくい状態を保ちやすくなるのです。当院では体幹トレーニング指導も行っております。根本改善のためにもしっかり体幹トレーニングをお伝えします。

院長:後藤

運動チームや一般の方向けにもトレーニング指導をしております。

無理のない範囲から始める

体幹トレーニングといっても、最初から激しい運動をする必要はありません。まずは腹式呼吸から始めて、お腹の奥にあるインナーマッスルを意識することから始めましょう。仰向けに寝て膝を立て、お腹に手を当てながらゆっくり呼吸をするだけでも効果があります。

症状の程度や体力に合わせて、プランクやバードドッグなど段階的にレベルアップしていきます。自己流で行うと間違ったフォームで腰を痛めてしまうこともあるため、必ず専門家の指導を受けながら行うことをおすすめします。

なぜ当院で根本改善できるのか

15年以上の臨床経験の中で、延べ5万人以上の患者さんを診てきました。その経験から断言できるのは、椎間板ヘルニアの痛みは必ず原因があり、その原因を取り除けば改善するということです。痛みが出ている場所と原因がある場所は違うことも多く、だからこそ徹底した検査が必要なのです。

他の治療院で良くならなかった方、何年も痛みに悩まされている方、薬を飲み続けることに不安を感じている方。そんな方々が当院で症状を改善されています。なぜなら当院では対症療法ではなく、根本原因にアプローチする治療を行っているからです。

二人三脚で進める治療

治療は一方的に施術を受けるだけでは不十分です。ご自身にも日常生活での注意点や自宅でのエクササイズに協力していただきながら、二人三脚で進めていくことが大切です。生活習慣を見直し、体の使い方を変え、セルフケアを継続することで、治療院での効果がさらに高まります。

症状が強い椎間板ヘルニアは簡単には改善しませんが、徐々に確実に良くなっていきます。焦らず、諦めず、一緒に根本改善を目指していきましょう。

痛みのない生活を取り戻すために

腰の椎間板ヘルニアの痛みは、あなたの日常生活を大きく制限してしまいます。仕事に集中できない、家事ができない、好きな趣味を楽しめない。そんな状態から一日も早く抜け出したいと思っているはずです。

でも痛み止めを飲み続けるだけでは、本当の意味での改善は得られません。痛みの原因を突き止め、体のバランスを整え、再発しない体をつくる。この3つのステップを踏むことで、根本的な改善が可能になります。

当院では、痛みの出ている場所だけでなく、なぜその痛みが出ているのかという根本原因を徹底的に追求します。そして鍼灸と整体を組み合わせた総合的な治療で、あなたの体が本来持っている治癒力を最大限に引き出していきます。

一人で悩んでいても症状は改善しません。つらい痛みを我慢し続ける必要もありません。手術を勧められて迷っている方、他の治療院で効果を感じられなかった方、何年も痛みに悩まされている方。どんな状態であっても、諦める前に一度ご相談ください。

朝起きるのが楽になった、仕事を気にせず集中できるようになった、趣味を再開できた。そんな喜びの声をたくさんいただいています。あなたも痛みのない生活を取り戻しましょう。いつでもお気軽にご連絡ください。


院長:後藤

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