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【顔面神経麻痺】朝起きたら顔に異変。目が閉じられない
顔面神経麻痺で来院された女性(50代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
202X年X月8日早朝、右顔の麻痺に気が付き翌日、202X年X月9日に耳鼻科を受診。検査からベル麻痺と診断された。
目が閉じられない状態(兎眼)、口から水がこぼれる状態。右頬がツッパリ、硬くなっているとの症状で当院に来院。病院検査時は誘発筋電図検査(ENoG)で18%、顔面神経麻痺評価法の柳原法で20/40点であったが、当院来院時は12/40点であった。
来院に至るまでの経緯
仕事が忙しく、ストレスがかかることが多かった。また疲れも少したまっていたと。会社の同僚で顔面神経麻痺になった方が以前鍼でよくなったことを知り、インターネットで探し来院。
発症から12日目の来院で比較的早かった。病院の検査ではENoG検査で18%と低く当院来維持に柳原法の評価が低くなっていたのは、炎症が進んでいたと考えられた。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 柳原法12/40点
- 簡易的な電気検査では顔面部の筋肉の動きはある。以下柳原法点数
- 安静時 2
- 軽い閉眼 2
- 強い閉眼 2
- 片目つぶり 2
- 鼻翼を動かす 0
- 頬を膨らませる 0
- イーとする 0
- 口笛 0
- 口をへの字にする 2
- 額にしわを寄せる 2
- 上肢バレー (ー)
- 耳鳴り・難聴(ー)
- めまい(ー)
- 味覚障害(ー)
検査結果と医師の診断内容からベル麻痺と判断し治療開始となる
施術内容と経過
顔面部の筋肉のこわばり以外に、全身症状(肩こりや疲労感)の改善目的に全身に鍼。手足のツボを使い遠隔からの治療もおこなった。

肩こり・疲労感といった全身症状の改善と顔面部の筋肉では、ツボを使用(下関・聴宮・四白・迎香・地倉・陽白・頭維・大迎・巨髎)
病院でのスコアよりも低いため進行期の炎症もあると考え、置鍼で対応。全身状態を良くする意味でも肩こりや疲労感の改善に注力した。
回数を重ねるたびにスコアの改善は見られ、本人も口元の違和感やツッパリが変化を感じていた
この時点で柳原法のスコアは20/40点であった。
スコアの改善から週1回ペースに変更し継続。治療後に顔のツッパリ、筋肉のひき連れが楽になる。
スコア32/40点。
鼻を動かす、口をへの字にする、口笛といった動作が口周りの動作がしにくい状態。
しゃべると筋肉が疲れるのか頬のツッパリがきになる
スコア36/40点
顔面神経麻痺の完治基準としてスコアの点数が36~38点であるが、口元から頬のこわばりが気になる状態。共同運動は出ていない。
その後は2週に1回のペースで継続中
※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません
以下ご本人のメッセージ
耳鼻科での診断以上に細かく診てくださり、またマッサージ方法なども説明してくださって、鍼治療と整体を併せて治療しています。ENoG検査で18%と低かったので早い段階でスコアが20点になったことは、病院の先生が驚いました。
おかげで、順調に回復しており、今では見た目ではわからないくらいに回復しました。
今後もよろしくお願いいたします。
院長からのコメント
初期の段階から計画的に通い続けて頂いたことが良い結果に繋がったのかと思います。
顔面神経麻痺は、鍼灸治療に関しては賛否ありますが当院では、筋肉の萎縮やつっぱりなどの違和感、日常でのQOL向上に鍼灸治療の必要性があると考えています。
顔面神経麻痺でお悩みなら…
顔面神経麻痺について解説しているこちらのページもお読みください。



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