【外反母趾】でお困りの方へ 当院の治療方針について書きましたので、お読み下さい
外反母趾とは、足の親指の付け根の関節が第二趾のほうに「くの字」に変形したものをいいます。
親指の付け根の関節は通常、外側の第二趾のほうに沿ってやや曲がっていますが、この角度が15度以上から外反母趾となります。
外反母趾になると、親指の付け根の関節が足の内側に大きく突き出るので、靴に当たって炎症を生じたり、潰瘍を形成したりすることもあります。突出部の腫れや発赤により、歩行時に痛みを感じ、悪化すると歩行に支障をきたすようになります。
外反母趾になり痛みを感じ始めるようになると、自然と歩くことを避けるので、足の筋力が低下が衰えていき、放っておくと、扁平足や開帳足も併発、さらに外反母趾を悪化させるという負のスパイラルが生じます。
重症になってくると、親指の付け根の関節が脱臼することもあり、手術が必要になることも少なからずあります。
中年以降の女性に多く発症しますが、ハイヒールをよく履く20~30代女性にも多くみられます。